「颯爽」の意味と読み方とは?ヒントは「さわやか」
颯爽って、なんと読むのかな??
「颯爽」はね、「さっそう」と読むんだよ。
颯爽の意味
[ト・タル][文][形動タリ]人の姿や態度・行動がきりっとして、見る人にさわやかな印象を与えるさま。「—と歩く」「—たる風姿」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
颯爽はここに注意
「颯」の方を書くことはそこまで難しくありませんが、1級のため読み方には注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少しだけ難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「颯爽」の意味は、キリっとしていて爽やかな印象を与えることなんだね。
なるほど、どこかで見たことがあると思ったら・・・。
読めるけど書けない、という方は結構いるかも知れないね。
「颯爽」の「颯」は他に「さつ・そう・はやて」とも読みます。意味は、
- 風の吹くさま。「颯然」など
- きびきびしたさま。きよらかなさま。「颯爽」
- はやて。疾風。
となっています。漢字に「風」が入っているとおり、風が吹いているようですね。
「爽」は他に「爽やか・爽らか・爽う」とも読みます。意味は、
- さわやか。すがすがしい。「爽快」など
- あきらか。夜が明けて明るい。「昧爽」など
- まちがえる。
- そこなう。
となっています。夜が明けたら、確かにすがすがしく感じそうですよね!
風がすばやくビュービューと吹くように、きびきびと動いている。風が通り抜けた後の、爽やかなイメージで「颯爽」と覚えておきましょう!🍃😄
「颯」は部首の「風」と、「立」になっています。
風立つ、つまり風が吹くとして「颯」が成り立ったそうですよ。
「爽」は「大」に・・・「×」が4つあるようにも見えますね。
この「×」は、死体に入れられた入れ墨だという説があります。全然爽やかではありませんよね・・・。
「爽」の漢字、実は「日」と、「喪」という失う意味を持つ漢字の組み合わせで成り立っているそうです。
日がまだ出ていない、明るくなり始めた夜明けを意味し、さらに「喪」に通じて損なうという意味もあらわしています。
夜明けと言えば、その日が始まる感じがしますよね。
そこから、今日という日が爽やかに始まるイメージで覚えることもできますね!
颯爽と書けるように、覚えておこう!
この言葉、どう使う?
- ネクタイを締め直し、颯爽と歩きだした。
- 彼は、ついに見つけたと言わんばかりに、颯爽とした足取りで私に近づいてきた。
- 颯爽と馬に乗り、遠くへ駆けていった。
「颯爽」の類語
きりっとしている、という意味の言葉が似ていますね。
- 凜凜しい・・・きりっと引き締まっていること。
「颯爽」の対義語
「颯爽」は爽やかなことなのに対して、こちらは爽やかではないことになります。
- 湿っぽい・・・陰気くさいこと。じめじめしていること。
「颯爽」の熟語・ことわざ・慣用句
- 英姿颯爽・・・堂々として立派な姿で、勇ましくきびきびとした様子。
颯爽と歩く人は、映えるだろうなぁ・・・!
だらだらしている人よりも、見ていて気持ちが良いだろうね。
まとめ
「颯爽」は、キリっとしていて爽やかな印象を与えることなんですね。
風がすばやく吹くように、キビキビ動いている。風が通り抜けた後のような、爽やかなイメージで覚えておきましょう!🍃😄
「颯」は部首の「風」と、「立」です。
風立つ、つまり風が吹くとして成り立ちました。
「爽」は「大」に「×」が4つあるようにも見えます。
「×」は死体に入れられた入れ墨だという説があるのですが、全然爽やかではありませんよね。
「爽」、実は「日」と「喪」という失う意味を持つ漢字の組み合わせで成り立っているそうなんです。
日がまだ出ない明るくなり始めた夜明けを意味し、さらに「喪」に通じて損なうという意味もあらわしているようですね。🧐
夜明けは、その日が始まる感じがしませんか?
そこから、今日という日が爽やかに始まるイメージで覚えておきましょう!