「享受」の意味と読み方とは?ヒントは「楽しむ」
享受って、なんと読むのかな??
「享受」はね、「きょうじゅ」と読むんだよ。
享受の意味
[名](スル)受け入れて自分のものとすること。受け入れて、味わい楽しむこと。「自由を—する」「テレビの恩恵を—している」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
享受はここに注意
「享」の部首に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンな方のため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「享受」の意味は、受け入れて自分のものとし、楽しむことなんだね。
楽しめるんだったら、受け入れるのはアリだなあ~。
楽しみたいなら、まずは「享」の意味を忘れないようにしよう!
「享受」の「享」は他に「享ける・享たる」とも読みます。意味は、
- 受け入れる。ありがたく受け取る。「享楽」など
- もてなす。「享宴」など
- ささげる。「享祭」
- あたる。かなう。
となっています。おもてなしの代わりに、貰っているのかも知れませんね。
「受」は他に「ず・受ける」とも読みますよね。意味は、
- 受け取る。「受信」など
- 受け入れる。「受諾」など
- こうむる。「受難」
となっています。何かしら、自分が得ていますよね。
もてなした結果、自分がありがたく思えるものを受け取るのであれば、それはきっと深く味わい、楽しむことができるものだと思いませんか?
そこから、自分が受け入れることによって楽しむことができることをイメージして「享受」を覚えておきましょう!
「享」は部首である「なべぶた」の「亠」と、「口」と「子」になっています。
「亠」は、字形から文字を整理するための部首であり、「亠」の形を構成にした字が属すとのこと。
この漢字を調べると、台の上に何かが建っているそうです。
もてなす、ささげるとあるので、祭るための場所があるイメージで覚えておきましょう!
「受」の部首は「又」となっており、手の動作などに関する字に主に使われます。
上の部分は何かを掴み持つ手を、中心辺りは渡し舟を、下部分は右手の象形となっているそうで、これらから受け渡すことを意味する「受」が成り立ったとのこと。
渡し船で来たものを、右手で掴んで取っているイメージもできますからね。
せっかくだから、ありがたく頂いておこう!
この言葉、どう使う?
- 自由を享受する。
- あの時の選択を間違っていたら、今の生活を享受できたかどうか、疑わしい。
- 自然の豊かさを享受しようではありませんか。
「享受」の類語
楽しむ、という意味の言葉が似ていますね。
- 歓楽・・・喜び楽しむこと。ぜいたくに暮らすこと。
- 謳歌・・・声を合わせて歌うこと、褒めたたえること。幸せを皆で楽しみ、喜び合うこと。
- 悦楽・・・喜んで楽しむこと、満足すること。
「享受」の対義語
「享受」は受け入れることなのに対して、こちらは与えることになります。
- 提供・・・金品などを差し出すこと。広告主がスポンサーとなり、番組を視聴者に公開すること。
同じ読み方の熟語👀
- 教授・・・学問などを教え授けること。大学などで、教育職階の最高位。
よし、何とか覚えることができた!
受け入れて自分の物にできたなら、今後は「享受」を好きなタイミングで使うことができそうだね!
まとめ
「享受」は、受け入れて自分の物とし、楽しむことなんですね。
おもてなしをした結果、ありがたいと思う物を受け取るのであれば、それは深く味わって楽しむことができるものではないでしょうか。
そこから、自分が受け入れることにより楽しめることをイメージして覚えておきましょう!
「享」は部首の「なべぶた」の「亠」と、「口」と「子」です。
「亠」は、字形から文字を整理するための部首とのこと。
どうやら、台の上に何かが建っているそうですね。
もてなす、ささげるとあるため、祭るための場所があるイメージをしておきましょう!
「受」の部首は「又」で、手の動作などに関する字に使われます。
上部は掴み持つ手を、中心は渡し舟を、下部は右手の象形だそうで、これらから受け渡すことを意味して成り立ったそうですね。
渡し船で来たものを、右手で掴み取っているイメージもできそうです。