「酔歩」の意味と読み方とは?ヒントは「千鳥足」
酔歩って、なんと読むのかな??
「酔歩」はね、「すいほ」と読むんだよ。
酔歩の意味
[名](スル)
1 酒に酔ってふらふらしながら歩くこと。また、その足どり。千鳥足。「—する花見客」「—蹣跚 (まんさん) 」
2 ⇒ランダムウオーク
出典 デジタル大辞泉(小学館)
酔歩はここに注意
「酔」の書き方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがあまり難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「酔歩」の意味は、お酒に酔ってフラフラと歩くことなんだね。
初めてみたけど、千鳥足と一緒か!
そちらの方が、多く使われているね。
「酔歩」の「酔」は他に「酔う」とも読みますよね。意味は、
- お酒や乗り物によう。「泥酔」など
- 意識を無くす。「麻酔」など
- 心を奪われる。「陶酔」など
となっています。酔ってしまうという意味の他に「心を奪われる」という意味もありますよね!
「歩」は他に「ふ・ぶ・歩く・歩む」とも読みますよね。意味は、
となっています。分かりやすい4つを書くと、このようになります。
お酒や乗り物に酔うと、意識がハッキリとせずフラフラしてしまいますよね。
そのため、酔ってしまいフラフラ歩いている様子をイメージして「酔歩」と覚えておきましょう!
「酔」は部首である「酉」と、「卆」になっています。
「酉」は鳥の他に、酒の意味もあるとのこと。
「卆」はしもべ、という意味を持ちます。他に、終える。つまり、死ぬという意味も持っているようです。
そのため、お酒が終わる量をイメージしてみましょう。
そのくらい飲めば、気持ちよく酔っていそうですからね・・・。😴
(飲みすぎには注意です!)
「歩」は左右の足をあらわしているようで、これで歩くを意味する「歩」が成り立ったそうです!
フラフラ歩くのは危険だから、気をつけよう!
この言葉、どう使う?
- この辺りは、酔歩する中年の姿をよく見ることができる。
- 酔歩する男に、警官が近づいていく。
- 酔歩する友人を見守るために、夜の散歩に行くことになった。
「酔歩」の類語
フラフラしている、という意味の言葉が似ていますね。
- 千鳥足・・・千鳥が歩くように、足を左右に踏み違えて歩くこと。酒に酔いフラフラと歩くこと。他に、馬の足並みが千鳥の飛ぶ姿のようであること。
- 蹣跚・・・よろよろと歩くこと。
- 蹌踉・・・足元がしっかりせず、よろめく様子。
同じ読み方の熟語👀
- 推歩・・・天体の運行を推測することや、暦などの計算をすること。
「酔歩」の熟語・ことわざ・慣用句
- 酔歩蹣跚・・・酒に酔い、ふらふらと歩くこと。
電車でも、たまにとても酔った人が乗って来るけど、フラフラしてて危ないよね。
飲みすぎないように、注意したいね!
まとめ
「酔歩」は、お酒に酔ってフラフラと歩くことなんですね。
酒や乗り物に酔うと、意識がハッキリとせずフラフラしてしまう感覚があります。
そうならないように、できるだけ気をつけておきたいですね。
「酔」は部首の「酉」と、「卆」です。
「酉」は鳥の他に、酒の意味もあるようですね。
「卆」は、しもべという意味や、終える。死ぬという意味も持っているようです。
気持ちよく酔えるくらいの、お酒が終わる量をイメージしてみましょう。
「歩」は左右の足をあらわして、歩くことを意味して成り立ったそうです!