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「幾望」の意味と読み方とは?ヒントは「満月に近い」

2024年11月22日

ナヤミィ

幾望って、なんと読むのかな??

フクロウ

「幾望」はね、「きぼう」と読むんだよ。

幾望きぼうの意味

《幾 (ほとん) ど満月に近い意》陰暦14日の夜。また、その夜の月。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

幾望きぼうはここに注意

」の持つ意味に、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きはそこまで難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「幾望きぼう」の意味は、ほとんど満月に近い意味で、陰暦いんれき14日の夜のことなんだね。

ナヤミィ

」って、「幾重いくえ」とかに使われているあれだよね?

フクロウ

そうだね。実は、「ほとんど」とも読むんだ!


幾望きぼう」の「」は他に「いく・ほとんど・きざし・こいねがう」とも読みます。意味は、

  • いくつ。「幾何きか」など
  • ほとんど。ちかい。幾望きぼう
  • 少しずつ。それとなく。「幾諫きかん
  • きざし。「幾微きび
  • こいねがう。希望する。「庶幾しょき

となっています。「」の草書体の省略形が、カタカナの「キ」に。

草書体が、ひらがなの「き」になったそうです。

ぼう」は他に「もう・のぞむ・もち・うらむ」とも読みます。意味は、

  • のぞむ。願う。「羨望せんぼう」など
  • 遠くを見る。「望楼ぼうろう」など
  • 人気。期待されること。「人望じんぼう」など
  • 満月。朔望さくぼう」など
  • うらむ。「怨望えんぼう

となっています。のぞむということは、手がすぐには届かない、遠くにある気がしませんか?✋

陰暦の15日は、満月の夜を意味しています。

その日にとても近い日、もうほとんど満月と言ってもいい14日の夜をイメージして「幾望きぼうと覚えておきましょう!

」の部首は、「よう」の「いとがしら」になっています。

「いとがしら」は、小さいことや細かいことなどをあらわす字に主に使われているとのこと。

その他に、「」と「人」でできていますね。

」は戦いであり、武器であるほこの意味があります。

守るための兵士がいだく、細かな気づかいを意味して、かすかを意味する「」が成り立ったと言われていますよ。

ぼう」は部首が「月」で、他に「ぼう」と「王」になっています。

目を大きく見開き、背伸びをしている人が遠くをのぞむところから成り立ったと言われていますよ。

大きく見開く目は、満月にも見えそうではありませんか?

見ている人は、王さまかも知れませんね。

背伸びをすれば、今より少しだけでも遠くを見れる・・・気もしますし、人気のある人の周りには人だかりができるので、背伸びをしないと見ることが難しいですよね。

「月」があるので、遠くの満月を見ているのかも知れません・・・!👀

フクロウ

前日なら、確かにほぼ満月かも・・・!

幾望の覚え方イメージ
もうほとんど満月です。

この言葉、どう使う?

  • 昨夜の幾望きぼうも、十分に美しかった。

幾望きぼう」の類語

陰暦14日の夜、またはその夜の月という意味の言葉が似ていますね。

  • 小望月こもちづき・・・望月もちづきの前夜の月のこと。
  • 待宵まつよい・・・次の日の十五夜の月を待つよいの意味で、陰暦8月14日の夜のこと。また、来るはずの人を待つよいのこと。

同じ読み方の熟語👀

多いので、ここでは5つだけ並べます。

  • 匱乏きぼう・・・物が足りないこと。
  • 既望きぼう・・・すでに満月を過ぎたという意味で、陰暦16日の夜。
  • 企望きぼう・・・くわだてて、その達成をのぞむこと。
  • 希望きぼう・・・お願い。将来に対する期待。
  • 鬼謀きぼう・・・人では思いつかないような、優れたはかりごと。
ナヤミィ

前日のことを言っているんだね、中々面白い・・・!

フクロウ

上にも書いたように、他にも前夜の月のことを言っている熟語があるから、一緒に覚えておきたいね!

まとめ

幾望きぼう」は、ほとんど満月に近い意味で、陰暦いんれき14日の夜のことなんですね。

陰暦15日の満月の夜にとても近い日、ほとんど満月と言ってもいい14日の夜をイメージして覚えておきましょう!

」の部首は、「よう」の「いとがしら」です。

「いとがしら」は、小さいことや細かいことなどをあらわす字に使われているそうですね。

他に、「」と「人」があります。

」は戦いであり、武器であるほこの意味を持っているとのこと。

守備兵がいだく細かな気づかいを意味し、かすかを意味して成り立ったと言われています。

ぼう」は部首が「月」で、他に「ぼう」と「王」です。

目を見開き、背伸びをしている人が遠くをのぞむところから成り立ったとのこと。

大きく見開く目は、満月にも見えそうですね。

見ている人は、王さまかも。

背伸びで今より少しだけ遠くを見れる気もしますし、人気者の周りには人だかりができるので、背伸びをしないと見ることが難しいですからね。

「月」があるので、遠くの満月を見ているイメージもできます。👀

二文字

Posted by 管理人