「強靭」の意味と読み方とは?ヒントは「ねばり強い」
強靭って、なんと読むのかな??
「強靭」はね、「きょうじん」と読むんだよ。
強靭の意味
[名・形動]しなやかで強いこと。柔軟でねばり強いこと。また、そのさま。「—な肉体」「—な意志」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
強靭はここに注意
「靱」の書き方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「靱」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「強靭」の意味は、柔軟で強いことなんだね。
「刃」が入っているから、とても強いんだなと思っていたけど少し違うんだ・・・。
「靱」は、靱やかとも読むからね!
「強靭」の「強」は他に「ごう・強い・強いる・強い・強か・強める」とも読みます。意味は、
- 強い。力がある。「強大」など
- 強くする。「補強」など
- しいる。無理におしつける。「強制」など
- 強い物。「列強」
- 端数を切り捨てたときに添える語。
となっています。力があっても、無理にさせてはいけませんけどね。
「靭」は他に「靱やか」とも読みます。意味は、
- しなやか。なめし皮のように、丈夫で柔らかく強い。「靭帯」など
となっています。「靫」という、矢を入れる道具の意味を持つ漢字と似ているため、間違えないように注意しておきましょう。
ただ強いだけでなく、靱やかで丈夫でもある。
そのため柔軟であり、ねばり強いイメージで「強靭」と覚えておきましょう!💪
「強」は部首である「弓」に、「厶」と「虫」になっています。
部首の「弓」は、弓の状態や弓を使ったことなどに関する字に多く使われるとのこと。
「厶」は私、某の意味を持ち、「虫」は昆虫の他に子供の病気や、ある物事に熱中する人にも使われますね。
どうやら、コクゾウムシという硬い殻を持つ虫から、強いことを意味して「強」が成り立った説があるみたいです。🧐
「靭」は部首である「革」に、「刃」となっています。
部首の「革」は、革の状態や製品などに関する字に多く使われるとのこと。
「刃」は刀などで切ることや、やいばの意味を持っていますよね。
どうやら「忍」に通じて同じ意味を持つようになり、しなやかで強い意味で「靭」が成り立ったという話があります。
もしくは、刃で切ろうとしても切れない革で、しなやかで丈夫なので柔らかく強いイメージもできますよね!💪
動きが固いよりも、柔らかい方が身のこなしも良さそうだよね!
この言葉、どう使う?
- 今までに見たこともないほどの、強靭な肉体を持っている。
- 彼は強靭な意志を持っているから、簡単には屈しないだろう。
- 強靭な腕により、捕らえられてしまう。
「強靭」の類語
ただ強いだけではない、という意味の言葉が似ていますね。
- タフ・・・強い体力と、不屈な精神を持っているさま。
- 不死身・・・どんな困難にも負けない人。また、不死であること。
- 強堅・・・強く、しっかりとしていること。
「強靭」の対義語
「強靭」はしなやかで強いことなのに対して、こちらは壊れやすく弱いことになります。
- 脆弱・・・もろく、弱いこと。
同じ読み方の熟語👀
- 凶人・・・凶悪な人。他に兇人とも書く。
- 凶刃・・・人を倒すために使う刃物。兇刃とも書く。
- 狂人・・・精神に異常のある人。
- 郷人・・・故郷の人。村人。
しなやかな方が、いろんな動きに柔軟に対応できそう!
しなやかな筋肉は、スポーツとも関係があるからね。
強くなるには、必要かも・・・!
まとめ
「強靭」は、柔軟で強いことなんですね。
ただ強いだけでなく、靱やかで丈夫なため、ねばり強いイメージで覚えておきましょう!💪
「強」は部首の「弓」に、「厶」と「虫」です。
部首の「弓」は、弓に関する字に多く使われるそうですね。
「厶」は私、某の意味を持っており、「虫」は昆虫の他に子供の病気や、ある物事に熱中する人にも使われています。
コクゾウムシという硬い殻を持つ虫から、強いことを意味して成り立った説があるみたいですよ。🧐
虫が元だなんて、面白い説もありますね。
「靭」は部首の「革」に、「刃」です。
部首の「革」は、革に関する字に多く使われるとのこと。
「刃」は刀などで切ることや、やいばの意味がありますよね。
ここでは「忍」に通じ同じ意味を持つようになり、しなやかで強い意味で成り立ったという話があるんです。
刃で切ろうとしても切れない革から、丈夫で強いイメージもできそうですよね!