「蛍袋」の意味と読み方とは?ヒントは「ツリガネソウ」
蛍袋って、なんと読むのかな??
「蛍袋」はね、「ほたるぶくろ」と読むんだよ。
蛍袋の意味
キキョウ科の多年草。山野に生え、高さ30〜80センチ。長卵形の葉が互生する。6、7月ごろ、白または淡紅紫色の釣鐘形の花を下向きに開く。名は、花に蛍を入れて遊んだからとも、花が提灯(火垂 (ほた) る袋)に似るからともいう。つりがねそう。《季 夏》「宵月を—の花で指す/草田男」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
蛍袋はここに注意
「袋」の読み間違いに、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「蛍袋」の意味は、釣鐘形の花が下向きに開く、キキョウ科の多年草のことなんだね。
下向きなんだね。でも、何で「蛍」と「袋」なのかな?
下で見てみよう!
「蛍袋」の「蛍」は他に「けい」とも読みますよね。意味は、
- 昆虫で、ホタル。「蛍雪」など
となっています。光っている、あの虫ですね。😀
「袋」は他に「たい・てい・ふくろ」とも読みます。意味は、
- ふくろ。紙や布などで作った入れもの。「風袋」など
となっています。中に物を入れることができますよね。
子どもが、袋のような形をしている花に蛍を入れて遊んだことが由来とされています。
他に、花が火垂る袋で提灯に似ているからとも言われているそうですよ。
チョウチンバナという別名もあるように、花が提灯に似ていて、袋の中で蛍が光っているように見える花をイメージして「蛍袋」と覚えてはいかがでしょうか?
「蛍」は他に「螢」という漢字もあります。こちらには「火」が入っていますよね。
これは、火の粉が舞っているようすをホタルが飛ぶ姿にたとえた漢字として覚えてみましょう!
「袋」は部首である「衣」に、「代」となっています。
部首の「衣」は衣類の名称などに関する字に主に使われており、「代」は入れかわることや時代の意味を持っていますよね。
代わるがわる編んで作ったふくろを意味して、「袋」が成り立ったと言われていますよ。
花の形を見ると、袋のイメージが強くなりそう!
この言葉、どう使う?
- 蛍袋の花は、下向きに開きます。
- 蛍袋の花は、提灯にも似ています。
- 蛍袋はキキョウ科です。
「蛍袋」の類語
別名を並べます。
- ツリガネソウ
- アメフリバナ
- チョウチンバナ
なるほど、二通りの覚え方があるんだね・・・!
ちなみに、花言葉は「忠実」や「正義」などになっているよ!
まとめ
「蛍袋」は、釣鐘形の花が下向きに開く、キキョウ科の多年草のことなんですね。
子どもが袋の形をしている花に、蛍を入れて遊んだことが由来とされているようです。
また、花が火垂る袋で提灯に似ているからとも言われていますよ。
チョウチンバナの別名もあるため、花が提灯に似て、袋の中で蛍が光っているように見える花をイメージして覚えてはいかがでしょうか?
「蛍」は「螢」という漢字もあり、こちらには「火」が入っています。
火の粉が舞う様子を、ホタルが飛ぶ姿に例えた漢字として覚えておきましょう!
「袋」は部首の「衣」に、「代」です。
部首の「衣」は衣類の名称などに関する字に使われ、「代」は入れかわりや時代の意味を持ちますよね。
代わるがわる編んで作ったフクロを意味して、成り立ったそうです。
こちらはいかがでしょうか?
ホタルブクロの開花期は、5月から7月となっています。
花の色は紫やピンク、白などがありますよ。
半分日陰のような場所でも育ちますが、日当たりや風通しのいい場所が好きなので注意しておきましょう!
下向きに咲く花って、あまり見かけないかも?