「掩撃」の意味と読み方とは?ヒントは「不意打ち」
掩撃って、なんと読むのかな??
「掩撃」はね、「えんげき」と読むんだよ。
掩撃の意味
[名](スル)小部隊で敵を急に襲うこと。不意打ち。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
掩撃はここに注意
「掩」の書き方に、注意しておきましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「掩撃」の意味は、不意打ちをすることなんだね。
急に襲いかかるんだね、びっくりするなぁ・・・。
「掩」を覚えると、分かりやすいよ!
「掩撃」の「掩」は他に「掩う・掩う・掩ち」とも読みます。意味は、
- おおう。「掩蔽」など
- かばう。「掩護」など
- 急に襲う。「掩撃」など
となっています。急にという意味もあるので、一気におおいかぶさっているのかも・・・。
「撃」は他に「けき・撃つ」とも読みます。意味は、
- 手などで強くうつ。たたく。「衝撃」など
- 敵をせめる。「迎撃」など
- ふれる。あたる。「目撃」
となっています。何かしらにあたっているようですね。
「掩」には急に襲うという意味の他に、おおう意味もあるので、急に敵をおおってしまうようにせめるイメージで「掩撃」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
小部隊でとあるので、少人数でおおいかぶさるように襲っているイメージもできますね。
「掩」は部首である「てへん」に、「奄」となっています。
「奄」にも覆うや突然という意味があり、他にとぎれる、久しいという意味を持つとのこと。
「てへん」は手を使った動作に多く使われるため、いきなり手で覆われてしまうイメージで「掩」を覚えておきましょう!
「撃」は部首である「てへん」に、「車」と「殳」になっています。
「てへん」は手を使った動作に関する字に主に使われており、「車」は車の他に軸を中心として回転する輪の意味もあり、「殳」はほこ(兵車から人を追い払うために使う兵器)の意味があるとのこと。
上部は車がぶつかりあっている意味の象形のようなので、そこに手をたして、手でたたいたり攻めるイメージで「撃」を覚えてみましょう。
不意打ちされたら、誰だって困ってしまうよね。
この言葉、どう使う?
- 掩撃されないように、警戒を怠るな。
- そのスキを狙って掩撃してくるに違いない。
- 山の中で掩撃しようという策は、どこからか洩れていたらしい。
「掩撃」の類語
不意打ちする、という意味の言葉が似ていますね。
- 掩襲・・・不意を狙って襲うこと。
- 奇襲・・・相手の不意をついたり、予想外の方法で襲うこと。
- 急襲・・・敵のスキを狙い、急に襲うこと。
同じ読み方の熟語👀
- 演劇・・・観客の前で、俳優が演じて見せる芸術のこと。
こうしてみると、「掩」はおおったりかばったりで、急なイメージがしやすい気がする。
そうだね。仮にテストで急に出てきても驚かないように、書き方を覚えておこう!
まとめ
「掩撃」は、不意打ちをすることなんですね。
「掩」は急に襲う他に、おおう意味もあります。
急に敵をおおうように、せめるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
小部隊ともあるので、少人数でおおいかぶさるように襲っているイメージもできますよね。
「掩」は部首の「てへん」に、「奄」です。
「奄」も覆う、突然という意味があり、他にはとぎれるなどの意味も持っていますね。
「てへん」は手を使った動作に多く使われるので、いきなり手で覆われるイメージで覚えておきましょう!
「撃」は部首の「てへん」に、「車」と「殳」です。
「てへん」は手を使った動作に関する字に主に使われ、「車」は車などの意味、「殳」はほこ(兵車から人を追い払うために使う兵器)の意味があるそうですね。
上部は、車がぶつかりあっている意味の象形のようです。
手をたして、手でたたいたり攻めるイメージで覚えてみましょう!