「翠嵐」の意味と読み方とは?ヒントは「ありさま」
翠嵐って、なんと読むのかな??
「翠嵐」はね、「すいらん」と読むんだよ。
翠嵐の意味
青々とした山のたたずまい。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
翠嵐はここに注意
「嵐」は激しく吹く風のことだけではないため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
意味を読み取るのが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「翠嵐」の意味は、青々とした山のたたずまい、雰囲気のことなんだね。
「嵐」が使われているから、とんでもない風なのかなと思ってしまった・・・。
「嵐」は、他の意味も持っているからね。
「翠嵐」の「翠」は他に「かわせみ・みどり」とも読みます。意味は、
となっています。かわせみの他に、みどりという色の意味もあることが分かりました!
「嵐」は他に「あらし」とも読みますよね。意味は、
- 激しく吹く風。「山嵐」など
- 山のみずみずしい気。「嵐気」など
となっています。激しいイメージがありますが、山に立ち込めている気も意味していることが分かりました!
「翠」は青緑色の意味でもあり、「嵐」は強い風の他に、山の気という意味もあることが分かりましたよね。
たたずまいは、そこにある様子であり、それがかもし出す雰囲気でもあります。
そこから、あおあおとした山の雰囲気をイメージして「翠嵐」と覚えてはいかがでしょうか?😊
「翠」は部首である「羽」に、「卒」となっています。
「卒」には召し使いや突然、終わるという意味がありますが、ここでは「粋」に通じて混じり気が無い意味から、羽の色に混じり気が無い鳥で川蝉を意味して「翠」が成り立ったと言われていますよ。
確かに、きれいな翠色となっていますよね。
「嵐」は部首である「山」に、「風」となっています。
部首の「山」は、山の名や種類などに関する字に主に使われており、「風」は空気の流れでもあり、風が吹く意味などがありますよね。
山の風であり、山に立ち込める空気を意味して「嵐」が成り立ったと言われています。
ただ激しく強い風、というわけでも無いようですね。🧐
樹木などで、青々として見えているんだね。
「翠嵐」の類語
山のたたずまい、という意味の言葉が似ていますね。
- 空翠・・・緑の木々の間に立ち込める、みずみずしい山気。また、空に向かいそびえ立つ、樹木の緑。
- 晴嵐・・・晴れた日に、山にかかるかすみ。また、晴れた日に吹く山風のこと。
- 嵐気・・・湿り気を含んだ、山の空気のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 水蘭・・・キク科の多年草。原野の湿地に生える。
- 翠巒・・・緑色につらなる山々。
最初は綺麗で強い風かと思っていたから、見ていなかったら勘違いしたままだったかも・・・。
よく知っているつもりでも、実は他にも意味を持っている漢字もあるんだね。
まとめ
「翠嵐」は青々とした山のたたずまい、雰囲気のことなんですね。
「翠」は青緑色の意味もあり、「嵐」は山の気という意味もあることが分かりました。
たたずまいとは、そこにある様子や、かもし出す雰囲気でもあります。
そこから、あおあおとした山の雰囲気をイメージして覚えてはいかがでしょうか?😊
「翠」は部首の「羽」に、「卒」です。
今回は「粋」に通じ、混じり気が無い意味から羽の色に混じり気が無い鳥でカワセミを意味して成り立ったそうですよ。
きれいな翠色ですもんね・・・!
「嵐」は部首の「山」に、「風」です。
部首の「山」は、山の名などに関する字に多く使われ、「風」は空気の流れや風が吹く意味などを持っていますよね。
山の風、山に立ち込める空気を意味して成り立ったそうです。
激しく強い風以外にも、意味はあるんですね。🧐
ちなみに、こちらの記事で600個目の熟語となります。
今後も宜しくお願いいたします!