「随意」の意味と読み方とは?ヒントは「思いのまま」
随意って、なんと読むのかな??
「随意」はね、「ずいい」と読むんだよ。
随意の意味
[名・形動]束縛や制限を受けないこと。思いのままであること。また、そのさま。「どうぞ、ご—にお休みください」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
随意はここに注意
「随」の部首に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがあまり難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「随意」の意味は、制限を受けず、思いのままであることなんだね。
つまり、自由にして良いってこと?
そうだね、束縛もされずに思ったままにしていいみたい。
「随意」の「随」は他に「随う」とも読みますよね。意味は、
- したがう。ついていく。「追随」など
- 思いのまま。言いなりになる。「随筆」など
となっています。ついていく、つまり成り行きに任せるということでもありますね。
「意」は他に「こころ・意う」とも読みます。意味は、
- 心の中の思い。気持ち。考え。「翻意」など
- 内容。わけ。「意味」など
- おもう。「不意」
となっています。自分がどう感じるかという気持ちにも、訳がありますよね。
自分の思いのままに行動する、考えを持っているイメージで「随意」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「随」は部首である「こざとへん」に、「迶」となっています。
「こざとへん」は、丘に関する字に主に使われているとのこと。
「迶」は、歩くさまを意味しています。
言いなりになる意味で、「随」が成り立っているそうですよ。
「随」の場合、「迶」の書き方には注意が必要そうですね。この漢字の「しんにょう」、点が1つ少なくなっていますから。
「意」は部首が「心」で、その上に「音」となっています。
「音」は、耳に伝わって聞こえるものですよね。
そこに心臓である「心」を足して、言葉ではあらわせない思いを意味して「意」が成り立ったそうです。
口から出る言葉という音ではなく、心で伝えるイメージで覚えてみましょう。🫀
自分の思いに従っているのかな。
この言葉、どう使う?
- どうぞ、ご随意になさってください。
- ご随意にお休みください。
- なにごともご随意に。
「随意」の類語
思いのまま、という意味の言葉が似ていますね。
- 恣意・・・自分の思ったままに振る舞う心。気ままな考えのこと。
- 任意・・・その人の自由にまかせること。
- 自由・・・自分の思いのままに振る舞うことができること。わがまま。
「随意」の対義語
「随意」は思いのままのことなのに対して、こちらは思いのままにならないことになります。
- 不随意・・・思いのままにならないこと。
「随意」の熟語・ことわざ・慣用句
- 随意運動・・・脊椎動物で、自らの意志によりおこなわれる運動のこと。
- 随意筋・・・自分の意志により動かせる筋肉のこと。
- 随意契約・・・入札などの方法によらず、任意に適当な相手を選んで選ぶ契約のこと。
- 随意念誦・・・密教で、対象とする本尊の真言だけに限らず、諸仏の真言を念誦すること。
さて、何をしようかな・・・!
思いのままとはいっても、節度は守ろう!
まとめ
「随意」は制限を受けず、思いのままであることなんですね。
自分の思いに従って行動する、という考えを持っているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「随」は部首の「こざとへん」に、「迶」です。
「こざとへん」は、丘に関する字に主に使われていますね。
「迶」は、歩くさまを意味しているとのこと。
「随」は、言いなりになる意味で成り立っているそうですよ。
「迶」の書き方には注意しましょう、「しんにょう」の点が1つ少なくなっていますからね。
「意」は部首の「心」と、「音」になっています。
「音」は、耳に伝わり聞こえるもの。
「心」を足し、言葉ではあらわせない思いを意味して成り立ったと言われています。
きっと、言葉という音ではなく、心で伝えようとしているんですね。🫀
思いのまま、とは言っても節度を守りたいものです。