「逓増」の意味と読み方とは?ヒントは「しだいに」
逓増って、なんと読むのかな??
「逓増」はね、「ていぞう」と読むんだよ。
逓増の意味
[名](スル)数量がしだいに増えること。「売り上げが年々—する」⇔逓減。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
逓増はここに注意
「逓」の書き方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「逓」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「逓増」の意味は、数がだんだん増えることなんだね。
なるほど、一気に増えるわけでは無いんだ。
「逓」には、次々に伝え送るという意味もあるからね。
「逓増」の「逓」は他に「逓わる・逓いに」とも読みます。意味は、
- 横へ横へと、次々に伝え送る。「逓信」など
- しだいに。だんだん。「逓減」など
- いれかわる。
- 交互に。「逓講」
- 宿場。「駅逓」
となっています。一気に全部ではなく、しだいにという意味を持っていることが分かりました。
「増」は他に「そう・増す・増える」とも読みます。意味は、
- ふえる。「増加」など
- おごる。ますます。「増長」など
となっています。どんどん増えていきます。
「逓」はしだいにという意味もあることが分かったので、次々と送っていくように、交互に進んで行くように、少しずつでもだんだん増加していくイメージで「逓増」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
一気に増やさずに、丁重に少しずつ増やしているのかも知れませんね。
「逓」は部首である「しんにょう」に、「乕」となっています。
「しんにょう」は、行くことや進むことに使われていますよね。
「乕」は「とら」とも読み、ネコ科の猛獣の意味があります。他に、勇敢なものの例えの意味も持っています。
「逓」の旧字は「遞」(場合によっては表示されないかも知れません)となっており、こちらにはそのまま「虎」が入っていたことが分かりました。
虎が代わりながら、横へ横へとだんだん進んで行くイメージで「逓」を覚えてみてはいかがでしょうか?🐯
「増」は部首である「土」に、「曽」となっています。
「曽」には増える、かさなるという意味や、以前にという意味があります。他に曽ちとも読み、「ところが」「いったいぜんたい」などの意味もあらわすことができるそうですよ。
器具の上に重ねたこしきで穀物をふかし、そこから湯気が発散している象形のようで、そこに「土」を足して積み重なるとして「増」が成り立ったそうです。
土を重ねて増やしていく、というイメージもできますね!🧐
丁寧に少しずつ増やしていこう!
この言葉、どう使う?
- 収穫が逓増していくことを望んでいる。
- 支出が逓増する一方で、収入は一向に増える気配がない。
- 売り上げが年々逓増する。
「逓増」の類語
数がだんだん増える、という意味の言葉が似ていますね。
- 漸増・・・だんだん増えること。
- 累増・・・しだいに増えること。また、しだいに増やすこと。
「逓増」の対義語
「逓増」はだんだん増えることなのに対して、こちらはだんだん減ることになります。
- 逓減・・・数がしだいに減ること。
どんどん増えていくなら、場合によっては嬉しいね。
僕らの知識も、だんだんと増えているはず!
まとめ
「逓増」は、数がだんだん増えることなんですね。
次々と送るように、交互に進むように、だんだんと増加していくイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
一気に増やすと危ないので、丁重に少しずつ増やしているのかも・・・。
「逓」は部首の「しんにょう」に、「乕」です。
「しんにょう」は、行くことなどに使われていますね。
「乕」は「とら」とも読み、ネコ科の猛獣の意味や、勇敢なものの例えの意味もあります。
「逓」の旧字は「遞」で、こちらにはそのまま「虎」が入っていたようですよ。
虎が代わりながら、横へとだんだん進んで行くイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🐯
「増」は部首の「土」に、「曽」です。
「曽」は増える、かさなる、以前にという意味を持ちます。他に曽ちとも読み、「いったいぜんたい」などの意味もあらわすことができるんですね。
器具の上に重ねたこしきで穀物をふかし、湯気が発散している象形のようです。
ここに「土」を足してあげて、積み重なるとして成り立ったそうですよ。
土を重ねて増やしていくイメージもできますね。🧐