「樗材」の意味と読み方とは?ヒントは「無用の長物」
樗材って、なんと読むのかな??
「樗材」はね、「ちょざい」と読むんだよ。
樗材の意味
《「荘子」逍遥遊から》
1 役に立たない材木。
2 役に立たない才能や人材。また、自分をへりくだっていう語。樗才。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
樗材はここに注意
「樗」は少し難しいため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「樗」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「樗材」の意味は、役に立たない材木や人材のことなんだね。
「樗」に、役に立たないっていう意味があるのか・・・。
他に、木のことでもあるんだけどね。
「樗材」の「樗」は他に「おうち」とも読みます。意味は、
- ごんずい。(植物の方です)
- 役に立たないものの例え。「樗材」など
- おうち。センダン科の落葉高木。
となっています。木の他に、役に立たないものの意味も持っているようです。
「材」は他に「さい・まるた」とも読みます。意味は、
- 原料となる木。「材木」など
- 原料となるもの。「素材」など
- 役に立つ素質。才能のある人。「逸材」など
となっています。原料となるものの他に、才能ある人の意味もあることが分かりました!
本来であれば役に立つ、原料や才能ある人。
それらが何の役にも立たず、かえって邪魔になってしまうイメージで「樗材」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「樗」は部首である「木」に、「雩」となっています。
部首の「木」は、木の種類や木を使い作った物などに関する字に多く使われますね。
「雩」は、あまごいの意味を持っているようです。🧐
「樗」は「ごんずい」の意味も持つようですが、これは役に立たない魚のゴンズイになぞらえて、材が役に立たないことが由来の説もあるみたいですよ!
そこから、木の他に役に立たないものの例えで「樗」を覚えておきましょう。
「材」は部首である「木」に、「才」となっています。
部首の「木」は、木の種類や状態などに関する字に多く使われていますよね。
「才」は、生まれつき持っている素質や能力などの意味もあります。
とある象形から、質の良い木材や原料を意味して、「材」が成り立ったと言われていますよ。
「材」は、役に立ちそうな意味があるんだけどね・・・。
この言葉、どう使う?
- 樗材を取り立てて頂いた恩を返す時が来たようだ。
「樗材」の類語
役に立たない材木や人、という意味の言葉が似ていますね。
- 樗櫟・・・役に立たない木が転じて、役に立たない人のこと。
- 散木・・・材木として役に立たない木。役に立たない人の例え。
自分をへりくだって言うこともあるのか、なるほど・・・。
「材」は才能ある人にも使われるから、それで役に立たない人材と覚えても良いかも知れないね。
まとめ
「樗材」は、役に立たない材木や人材のことなんですね。
本来なら役に立つ原料や、才能ある人が何の役にも立たず、かえって邪魔になるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「樗」は部首の「木」に、「雩」です。
部首の「木」は、木の種類などに関する字に多く使われますよね。
「雩」は、あまごいの意味を持つとのこと。🧐
「樗」は「ごんずい」の意味も持ちますが、これは役に立たない魚のゴンズイになぞらえて、材が役に立たないことが由来の説もあります。
そこから、木の他に役に立たないものの例えで覚えておきましょう。
「材」は部首の「木」に、「才」です。
部首の「木」は、木の状態などに関する字に多く使われますよね。
「才」は、生まれつき持っている素質や能力などの意味も持っています。
とある象形から、質の良い木材や原料を意味して成り立ったそうですよ。