「言質」の意味と読み方とは?ヒントは「証拠」
言質って、なんと読むのかな??
「言質」はね、「げんち」と読むんだよ。
言質の意味
《「ち」は人質や抵当の意》のちの証拠となる言葉。ことばじち。「交渉相手の—を取る」「不用意に—を与える」
[補説]「げんしち」「げんしつ」は誤読から生じた慣用読み。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
言質はここに注意
「質」とはあまり読まないため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはとてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「言質」の意味は、後で証拠となる言葉のことなんだね。
確かに、言質を取るとかって聞くもんなぁ。
「質」は、質屋などにも使われているよね。
「言質」の「言」は他に「ごん・言う・こと・ことば」とも読みますよね。意味は、
- いう。「縷言」など
- ことば。「言語」など
となっています。僕たちが生きるうえで、必要なことですよね。
「質」は他に「しつ・しち・し・もと・たち・質す」とも読みます。意味は、
- ものの中身。「本質」など
- 生まれつき。「体質」など
- ありのまま。飾り気がない。「質素」など
- 問いただす。「質問」など
- 約束の証として預けておくもの。「質草」など
となっています。約束のしるしとして預けておくもの以外は、見ることが多いですよね。
後で使える証として、相手に言葉を預けてしまう、人質のようなイメージで「言質」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「言」は刃物と口を表現していて、悪事を働いた時には罰をうける、という誓いを意味して「言」が成り立ったと言われていますよ!
「質」は部首である「貝」に、「斤」が2つ乗っています。
部首の「貝」は、貨幣などに関する字に主に使われていますね。
「斤」はオノや、重さの単位の意味があります。
上に同じオノが2つあるため、価値がつりあっている金銭に相当する物を意味して「質」が成り立ったと言われていますよ。
人の代わりに、言葉が・・・!
この言葉、どう使う?
- 不用意に言質を与えるようなミスをするな。
- 取引先の言質をとったぞ。
- 来月のスケジュールについて、言質を取っておきます。
「言質」の類語
後で証拠になるような言葉、という意味の言葉が似ていますね。
- 確約・・・はっきり約束すること。
- 言葉質・・・人の言ったことを、後のための証拠として取っておくこと。
同じ読み方の熟語👀
- 玄地・・・遠くの土地。
- 現地・・・実際に行われている場所。また、今自分が住んでいる土地。
言った言わないって話になるかも・・・。
必要だと思うなら、録音しておくのも良いね。
まとめ
「言質」は、後で証拠になる言葉のことなんですね。
後で使える証拠として、人の代わりに言葉を相手に預けてしまうイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「言」は刃物と口を表現していて、悪事を働いた時には罰をうける誓いを意味して成り立ったようです。
「質」は部首の「貝」に、「斤」が2つですね。
部首の「貝」は、貨幣などに関する字に主に使われます。
「斤」はオノや、重さの単位の意味がありますよ。
上に同じオノが2つあるので、価値がつりあう、金銭に相当する物を意味して成り立ったそうです。
言葉も大事な証拠になります、確実なものにしたいなら録音しておくのもアリですよね。