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「平衡」の意味と読み方とは?ヒントは「安定」

2024年11月15日

ナヤミィ

平衡って、なんと読むのかな??

フクロウ

「平衡」はね、「へいこう」と読むんだよ。

平衡へいこうの意味

[名](スル)《「衡」は、はかりのさお》

 物のつりあいがとれていること。均衡。「からだの—を失う」

 つりあいがとれて物事が安定した状態にあること。「精神の—を保つ」

 物体または物質に変化を起こす原因がありながら、それらの効果が相殺し、一定を保っている状態。力学的平衡・熱平衡など。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

平衡へいこうはここに注意

こう」と「しょう」を間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読み方を間違える可能性があるため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「平衡へいこう」の意味は、つり合いがとれていて、安定していることなんだね。

ナヤミィ

力学的平衡・・・ともあるみたいだけど?

フクロウ

相殺そうさいし合って、つり合っていると覚えておこう。


平衡へいこう」の「へい」は他に「びょう・ひょう・たいら・ひら」とも読みます。意味は、

  • たいら。「平坦へいたん」など
  • たいらにする。しずめる。「平定へいてい」など
  • かたよりが無い。公平こうへい」など
  • おだやか。「平和へいわ」など
  • ふつう。ふだん。「平凡へいぼん」など
  • 漢字の四声のひとつ。「平字ひらじ」など
  • 平方。「平米へいべい」など
  • 四姓のひとつ。「平家へいけ」など

となっています。たいらである他に、普通という意味もありますよね。

こう」は他に「はかり・はかる・くびき」とも読みます。意味は、

  • はかり。はかりのさお。「度量衡どりょうこう」など
  • たいら。つりあい。均衡きんこう」など
  • はかる。物の重さをはかる。「銓衡せんこう」など
  • 横。「連衡れんこう

となっています。何かをはかる以外に、横の意味もあるようですね。

どちらかに偏らないように、平らにしてつり合わせてあげるイメージで「平衡へいこうと覚えておきましょう!

へい」は部首である「かん」の間に、点々が入っていますね。

成り立ちの説はいくつかあるようですが、小学校で習いますし、書くことも難しくありません。

こう」の部首は「行」となっており、「行」は道路や歩行などに関する字に主に使われていますよね。

間に入っているものは「しょう」と違うため、注意が必要です!

「角」の下部分を、「大」に変えてあげましょう。

読み方の中にある「くびき」というのは、牛などに結びつける木製の器具のことです。

牛がふらふらして「角」が当たらないように、木製の器具をつけて平らにたもってあげるイメージも面白そうですね。🧐

フクロウ

平行な状態をたもとう!

平衡の覚え方イメージ
つり合っていますね。

この言葉、どう使う?

  • からだの平衡へいこうを失いかけていた。
  • 精神の平衡へいこうを保つために、まずは瞑想めいそうから始めよう。
  • 平衡へいこう維持いじするのは、なかなか大変だった。

平衡へいこう」の類語

つり合いがとれている、という意味の言葉が似ていますね。

  • 均整きんせい・・・全体的に、つり合いがとれて整っていること。
  • 権衡けんこう・・・つりあい。はかり。
  • 均衡きんこう・・・2つ、またはそれ以上のもので、力や重さなどのつり合いがとれていること。

平衡へいこう」の対義語

平衡へいこう」はつり合いがとれていることなのに対して、こちらはつり合いがとれていないことになります。

  • 不均衡ふきんこう・・・つりあいがとれていないこと。

同じ読み方の熟語👀

  • 平行へいこう・・・平面と平面などが、どこまでいっても交わらないこと。
  • 閉口へいこう・・・手に負えないため困ること。言葉につまること。口を閉じ、ものを言わないこと。
  • 閉講へいこう・・・講習などが終わること。
  • 閉校へいこう・・・少しの間学校の授業を休止すること。また、学校の経営をやめること。
  • 並行へいこう・・・並んで進むこと。2つ以上のことが同時に行われること。
  • 併行へいこう・・・上と同じ。
  • 兵甲へいこう・・・兵器。兵士。戦争。

平衡へいこう」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 平衡感覚へいこうかんかく・・・からだのバランスを保とうとする感覚のこと。
ナヤミィ

どちらかにかたよってしまったら、具体的にどうなるんだろう。

フクロウ

精神面で言うなら、かたよった場合平常心が保てなくなってしまうかも知れないね。

まとめ

平衡へいこう」は、つり合いがとれていて、安定しているということなんですね。

どちらか一方にだけかたよらないように、平らにしてつり合わせてあげるイメージで覚えておきましょう!

へい」は部首の「かん」の間に、点々があります。

成り立ちの説はいくつかありますが、カンタンに書けますね!

こう」の部首は「行」で、「行」は道路や歩行などに関する字に主に使われます。

間にあるものは「しょう」とは別物なので、注意が必要ですよ。

「角」の下部分を、「大」に変えます。

読み方にある「くびき」は、牛や馬などに結びつける木製の器具のことみたいですね。

牛がフラフラして「角」が当たらないよう、木製の器具をつけて平らにたもってあげるイメージも良さそうです。

二文字

Posted by 管理人