「捷利」の意味と読み方とは?ヒントは「勝つ」
捷利って、なんと読むのかな??
「捷利」はね、「しょうり」と読むんだよ。
捷利の意味
[名](スル)
1 戦いや争いなどで、相手に勝つこと。「決勝戦で—を得る」「賃金闘争に—する」⇔敗北。
2 (勝利)仏語。すぐれた利益 (りやく) 。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
捷利はここに注意
「捷」の読み間違いに注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「捷」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「捷利」の意味は、戦いで相手に勝つことなんだね。
「勝利」と同じということなのか・・・!
戦いに勝つなら、そうだね。
「捷利」の「捷」は他に「捷つ・捷い」とも読みます。意味は、
- 戦いに勝つ。「捷報」など
- 動きがはやい。すばやい。「敏捷」など
- ちかい。近道をする。「捷逕」など
となっています。すばやいと言うことは、近道で早く着いているイメージもできますよね。
「利」は他に「利く・利い・利し・利い」とも読みます。意味は、
- するどい。よく切れる。「鋭利」など
- すばやい。かしこい。「利発」など
- 都合がいい。「有利」など
- もうけ。「利潤」など
- ききめがある。
- 梵語などの音訳字。「舎利」など
となっています。頭の回転が速い人を、頭が切れる人とも言いますよね。かしこいわけです。
頭が切れる人が、よく切れる役立つものを使い素早く動いた結果、戦いに勝ったイメージで「捷利」と覚えてはいかがでしょうか?⚔️
「捷」は部首である「てへん」に、「疌」となっています。
「てへん」は手の動作に関する字に多く使われ、「疌」はすばやいという意味を持つとのこと。
手と足の象形から成り立っていて、手を素早く動かして奪い取ることを意味しているそうです。
素早く向かうために近道を使い、相手を倒し勝利をおさめるイメージで「捷」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「利」は部首である「りっとう」に、「禾」となっています。
「りっとう」は刃物などに関する字に主に使われ、「禾」は穀物の総称や穀物の穂先にある細い毛の意味を持つとのこと。
穀物を栽培するのに、するどい刃物のようなものがあれば土を耕すこともやりやすくなりますよね。🧐
そこから、役に立つとして「利」が成り立ったと言われています。
先に相手のところにたどり着ける道を知っていたから、勝てたのかも知れないね。
この言葉、どう使う?
- 初の決勝戦で、捷利を得る。
- 長年続いていた戦いに捷利する。
- この道を行けば、捷利に一歩近づくことができる。
「捷利」の類語
戦いに勝つ、という意味の言葉が似ていますね。
- 戦勝・・・戦争に勝つこと。
- 制勝・・・相手をおさえ、勝ちを得ること。
- 白星・・・試合に勝つことや、手柄について言う。また、中が塗りつぶされていない、丸か星形のしるし。
「捷利」の対義語
「捷利」は戦いに勝つことなのに対して、こちらは戦いに負けることになります。
- 敗北・・・戦いに負けること。
同じ読み方の熟語👀
- 小吏・・・地位の低い役人のこと。
- 小利・・・わずかな利益のこと。
- 商利・・・商売上の利益のこと。
- 勝利・・・捷利と同じ。
- 掌理・・・ある仕事を担当し、とりまとめること。
- 掌裡・・・手のひらの中のこと。
- 掌裏・・・上に同じ。
- 燮理・・・調和させること。また、宰相として国をよく治めること。
「勝利」ならカンタンなのに・・・。
「捷」にも戦いに勝つ意味があるからね、自分に負けないように頑張って覚えよう!
まとめ
「捷利」は、戦いで相手に勝つことなんですね。
頭が切れる人が、役立つものを使い素早く動いた結果、相手に勝ったイメージで覚えてはいかがでしょうか?⚔️
「捷」は部首の「てへん」に、「疌」です。
「てへん」は手の動作に関する字に多く使われ、「疌」にはすばやいという意味がありますよね。
手と足の象形から成り立ち、手を素早く動かして奪い取ることを意味しているとのことです。
早く着くために近道を使い、相手を倒し勝利をおさめるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「利」は部首の「りっとう」に、「禾」です。
「りっとう」は刃物などに関する字に主に使われ、「禾」は穀物の総称などの意味を持つそうですね。
穀物を栽培するため、するどい刃物のようなものがあれば土も耕しやすくなりそうです。🧐
そこから、役に立つとして成り立ったと言われていますよ。