「暗礁」の意味と読み方とは?ヒントは「見えない」
暗礁って、なんと読むのかな??
「暗礁」はね、「あんしょう」と読むんだよ。
暗礁の意味
1 水面下に隠れていて見えない岩や珊瑚礁 (さんごしょう) 。隠れ岩。
2 急に遭遇した困難。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
暗礁はここに注意
「礁」の書き方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「礁」が少しだけ難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「暗礁」の意味は、隠れて見えない岩などや、急に出てきた困難のことなんだね。
そういえば、暗礁に乗り上げるって言うもんなぁ・・・。
想定外の障害によって、進行が阻まれてしまうんだね。
「暗礁」の「暗」は他に「暗い・やみ・暗んじる」とも読みます。意味は、
- くらい。やみ。「暗黒」など
- 隠れていて、はっきりと見えない。「暗澹」など
- 道理がわかっていない。「暗愚」など
- 元のものを見なくても大丈夫なように覚える。「暗記」など
となっています。暗いので、黒っぽいものにも使われています。暗紅色などですね。
「礁」は他に「かくれいわ」とも読みます。意味は、
- 水面に見え隠れする岩。隠れ岩。「魚礁」など
となっています。隠れているので、そう簡単には見つかりそうもありませんね。
水面の下に隠れていて、暗闇の中にあるかのようにハッキリとは見えない岩をイメージして「暗礁」と覚えておきましょう!
「暗」は「日」に「音」となっていますね。「日が2つもあるのに、暗いのか・・・。🤔」と思われるかも知れません。
実は「音」は「言」の下の「口」部分に「一」が書き足されたものになっています。口の中の1つの線・・・、まるで舌のようですね。
基本的に口は閉じているので、中の舌は隠れている=暗いとして「暗」を覚えてみてはいかがでしょうか。😛
「礁」は部首である「石」に、「焦」となっています。
部首の「石」は、石の種類などに関する字に主に使われており、「焦」は焦げる、イライラするなどの意味を持っていますよね。
「焦」の「隹」は尾の短い小鳥で、下は炎の象形となっているそうです。
焼けて黒くなってしまうことから、隠れてしまい見えない石(岩)を意味して「礁」が成り立ったという話がありますよ。🧐
進んでいる最中に、突然障害となる岩が出てきたら困ってしまうね・・・!
この言葉、どう使う?
- その辺りは、暗礁が多いことで有名だ。気をつけろよ。
- 暗礁を恐れず、突き進む。
- まだプロジェクトが始まったばかりなのに、早くも暗礁に乗り上げてしまった。
「暗礁」の類語
隠れて見えない岩や、切り抜けるのが難しい場面という意味の言葉が似ていますね。
- 難関・・・通るのが難しいところ。また、打開するのが困難なこと。
- 隠れ岩・・・水中に隠れており、見えない岩のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 暗唱・・・暗記したことを口に出し、唱えること。
- 暗誦・・・上に同じ。
- 諳誦・・・上に同じ。
- 暗証・・・本人であることを証明する番号などのこと。
- 鞍傷・・・馬に乗る人の股や牛などの背に、鞍との摩擦でできる傷のこと。
「暗礁」の熟語・ことわざ・慣用句
- 暗礁に乗り上げる・・・思わぬ障害が出て、進行が阻まれること。
隠れていたんじゃ、どうしようも無いかも知れないなぁ・・・。
そのために、他の道や案を考えておくことも大事そうだね。
まとめ
「暗礁」は隠れて見えない岩などや、急に出てきた困難のことなんですね。
水面下に隠れており、暗闇の中にあるかのようにハッキリとは見えない岩をイメージして覚えておきましょう!
「暗」は「日」に「音」となっています。日が2つもあるのに、暗いようですね。
実は、「音」は「言」の下の「口」部分に「一」が書き足されたものとなっているそうです。口の中の1つの線というと、舌をイメージされるかと思います。
口が閉じているので、中の舌は隠れている。つまり暗いとして覚えてみましょう。
「礁」は部首の「石」に、「焦」です。
部首の「石」は石の種類などに関する字に主に使われ、「焦」は焦げる、イライラするなどの意味がありますよね。
「焦」の「隹」は尾の短い小鳥、下は炎の象形とのこと。
焼けて黒くなってしまうことから、隠れてしまい見えない岩を意味して成り立ったという話がありますよ。🧐