「赤手」の意味と読み方とは?ヒントは「何も持たず」
赤手って、なんと読むのかな??
「赤手」はね、「せきしゅ」と読むんだよ。
赤手の意味
手に何も持っていないこと。何の武器も持たないこと。すで。からて。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
赤手はここに注意
「赤」が持つ意味に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「赤手」の意味は、手に何も持っていないことなんだね。
赤い手、ってわけじゃないんだ・・・。
そう思ってしまうのも、無理はないよね。
「赤手」の「赤」は他に「しゃく・あか・赤い・赤らめる」とも読みますよね。意味は、
- 赤色。「赤飯」など
- ありのまま。まごころ。「赤誠」など
- 何もない。むき出し。「赤貧」など
- 共産主義。「赤軍」など
- 赤道。「赤緯」など
となっています。色の赤以外にも、いくつか意味を持っていることが分かりました!
「手」は他に「ず・て・た」とも読みますよね。意味は、
- 手のこと。「徒手」など
- 腕前。「手腕」など
- 自分の手で。「手芸」など
- 特定の仕事をする人。「歌手」など
となっています。手のことだけでなく、腕前の意味もありますね。
真っ赤に燃えるように赤い手以外には何もいらない、持たないイメージで「赤手」と覚えておきましょう!🖐️
「赤」は燃える炎の上に両手足を伸ばした人の象形があり、そこから明らかであることや赤いことを意味して「赤」が成り立ったと言われていますよ。🟥
「手」はそのまま、5本の指が開かれているところからきているそうです。
「赤」はただ赤いだけではないから、注意が必要だね。
この言葉、どう使う?
- 赤手で、敵と対等に渡り合う。
- 赤手で立ち向かうのは、無謀だ。
- 赤手から、ここまで上り詰めた。
「赤手」の類語
手に何も持っていない、という意味の言葉が似ていますね。
- 素手・・・手に何も持っていないこと。
- 空手・・・手に何も持っていないこと。武器となるような物を持たないこと。
- 無手・・・手に何も持たないこと。
同じ読み方の熟語👀
- 赤酒・・・赤ぶどう酒。
- 隻手・・・片手。
- 席種・・・座席の種類。
「赤手」の熟語・ことわざ・慣用句
- 赤手空拳・・・手に何も持たずに立ち向かうこと。
- 赤手を以て江河を障う・・・自分一人だけで、大きな事業に当たること。
何も持たない方が、フットワークが軽くなりそう!
何も持たないと、いざという時に不安になってしまいそうだけどね。
まとめ
「赤手」は、手に何も持っていないことなんですね。
真っ赤に燃えるように赤い手以外には何もいらない、持たないイメージで覚えておきましょう!🖐️
「赤」は燃える炎の上に両手足を伸ばした人の象形があり、明らかであることや赤いことを意味して成り立ったとのこと。🟥
「手」はそのまま、5本の指が開かれているところからきているみたいです。