「諧和」の意味と読み方とは?ヒントは「調和」
諧和って、なんと読むのかな??
「諧和」はね、「かいわ」と読むんだよ。
諧和の意味
[名](スル)
1 やわらいで親しみあうこと。調和。
2 音楽の調子などがよく整っていること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
諧和はここに注意
「諧」の持つ意味に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「諧和」の意味は、親しみ合うことや、音楽の調子などが整っていることなんだね。
和らいだ雰囲気で会話をしているイメージもできそう。
少なくとも、ギスギスはしていないよね。
「諧和」の「諧」は他に「諧らぐ・諧う・諧う・諧れ」とも読みます。意味は、
- 調和する。ととのう。「諧調」など
- やわらぐ。「諧和」など
- おどける。たわむれ。冗談。「諧謔」など
となっています。空気を良くするために、冗談を言っているのでしょう。
「和」は他に「お・か・和らぐ・和む・和ぐ・和える」とも読みます。意味は、
- 争いが収まり、おだやかになる。「宥和」など
- やわらぐ。「温和」など
- 合わせる。「唱和」など
- まぜる。「中和」
- 2つ以上の数を合わせたもの。「総和」
- 日本。日本語。「和文」など
- 大和国。「和州」
となっています。草書体が、ひらがなの「わ」になったそうですよ。
音楽の調子や人間関係がよく整い、調和が取れていて和やかな雰囲気で会話できる位のイメージで「諧和」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「諧」は部首である「言」に、「皆」となっています。
「皆」は全部、みんなという意味がありますよね。
みんなで声を揃えて発言するということは、調和が取れていますよね。雰囲気も良さそうですし、これなら冗談を言い合うのも楽です。
ここから、気の合うみんなと一緒なので、みんなで戯れて気分も和らいでいるイメージで「諧」を覚えてみてはいかがでしょうか?🤝
「和」は「禾」に「口」となっています、簡単なパーツですね!
冗談を言い合えるくらい、親しみ合っているんだろうね。
この言葉、どう使う?
- 諧和させようと、こころみる。
- 尊い諧和である。
「諧和」の類語
親しみ合っている、という意味の言葉が似ていますね。
- 融和・・・打ち解けて、互いに親しくなること。とけ込んで調和すること。
- 調和・・・全体がほどよくつりあい、まとまっていること。
- 協和・・・心を合わせ、仲良くすること。また、同時に鳴らした2つ以上の音が、よく調和して響くこと。
同じ読み方の熟語👀
- 貝輪・・・貝製の腕輪で、呪術的な意味もあったと考えられているそう。
- 会話・・・複数の人が、互いに話すこと。
「会話」に当てはめれば、読むことはそれほど難しくなさそうだね。
「諧」には「皆」もあるから、何とかなるはず!
まとめ
「諧和」は親しみ合うことや、音楽の調子などが整っていることなんですね。
音楽の調子や人間関係がよく整って、調和が取れていて和やかな雰囲気で会話できる位のイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「諧」は部首の「言」に「皆」で、「皆」には全部、みんなという意味がありますよね。
みんなで声を揃えて発言するということは、調和が取れています。
雰囲気も良し、これなら冗談を言い合うのも楽ですね。
気の合う皆と一緒なので、戯れて気分も和らいでいるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🤝
「和」は「禾」に「口」です、とってもカンタンに書くことが出来ます!