「年配」の意味と読み方とは?ヒントは「先輩」
年配って、なんと読むのかな??
「年配」はね、「ねんぱい」と読むんだよ。
年配の意味
1 年齢のほど。としのころ。「同じ―の人」
2 世間なれした年ごろ。中年以上の年ごろ。「―の女性」
3 年齢が上であること。年上。「彼は私よりいくつか―だ」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
年配はここに注意
「配」の読み方に注意しましょう。「はい」ではありません。
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「年配」の意味は、年のころや、ある程度年齢を重ねた人のことなんだね。
これは知っていたよ。でも、ある程度ってどのくらいの人なんだろう?
大体決まっているよ。
「年配」の「年」は他に「とし・とせ」とも読みます。意味は、
- とし。12か月を単位とする時間。「年間」など
- ねんれい。よわい。「老年」など
- 穀物が成熟すること。「豊年」など
となっています。1年をあらわす年の他に、年齢にも使われていますよね。
「配」は他に「はい・配る・配ぶ・つれあい・配す」とも読みます。意味は、
- くばる。わりあてる。「配当」など
- ならべる。くみあわせる。「配合」など。
- 連れ添う相手。つれあい。「配偶」など
- とりしまる。「支配」など。
- ながす。「配所」など。
となっています。この中の意味と組み合わせて、
年齢をわりあてるイメージで「年配」と覚えてはいかがでしょうか?
「年」は、穀物などと人の象形からできているそうです。
だから、穀物が成熟するという意味も持っているのですね!
「配」は部首である「酉」と「己」になっています。
「酉」は酒つぼ、という意味も持っているため、人がそれを並べているところから、このならべるという意味ももつ「配」が成り立ったそうです!
「配」の読み方ですが、普段は「配」と読んでいると思います。なので、少し覚えにくいですよね。🤔
「年配」は、他に「年輩」とも書けます。
この「輩」、他でも見たことがありますよね?そうです、「先輩」などに使われています。
「年配」はおもに年齢を重ねた人に対して使われているので、若い人から見たら「先輩」ですよね。
なので「ぱい」は「年配」=「先輩」と同じ読み方だと覚えましょう!
ちなみに、「年配」というのは中年や50歳以上の人をあらわします。
聞いたことがあるんじゃないかな?
この言葉、どう使う?
- イベントの性質上、同じ年配の方が多かった。
- 年配の人だけではなく、みんなに礼儀正しくしましょうね。
- 僕の働いている業界は昔からあるので、年配の方がとても多いんだ。
「年配」の類語
年を重ねた人、という意味の言葉が似ていますね。
- 高齢・・・年老いていること。
- 高年・・・年齢がたかいこと。
- 老年・・・年をとり、衰えが目立ち始めるころ。
なるほどね。まぁ大体思っていた通り!
これはわりと使われる言葉だから、覚えておこうね。
まとめ
「年配」は、年やある程度年齢を重ねた人のことなんですね。
対象の人に年齢をわりあてるイメージで、覚えておきましょう!
「年」は穀物と人の象形からできているそうです。穀物が成熟するという意味も持っているので、関連付けやすいですね!
「配」の部首の「酉」は酒つぼ、という意味も持っています。
人がこの酒つぼを並べているところから、このならべるという意味ももつ「配」が成り立ったみたいですね。
「年配」は「年輩」とも書けますが、この「輩」は「先輩」などにも使われています。
「年配」はおもに年齢を重ねた人に対して使われているため、若い人から見たら「先輩」のようなもの。🤔
そのため「年配」と「先輩」で似たような意味、同じ読み方の「ぱい」と覚えておきましょう!
ちなみに、「年配」というのは中年や50歳以上の人をあらわします。
ニュースでも使われますし、覚えておいて損はない言葉です。😁
この言葉は「姑息」のページにも使っているので、良ければこちらもお読みください。