「傲慢」の意味と読み方とは?ヒントは「見下す」
傲慢って、なんと読むのかな??
「傲慢」はね、「ごうまん」と読むんだよ。
傲慢の意味
[名・形動]おごりたかぶって人を見くだすこと。また、そのさま。「—な態度」「—無礼」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
傲慢はここに注意
「傲」の書き方、それと「慢」の部首に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「傲慢」の意味は、驕りたかぶって人を見下すことなんだね。
驕りたかぶるって、具体的にどんな感じだっけ?
他人をあなどって、思いあがった態度をとることだね。
「傲慢」の「傲」は他に「傲る・傲る・傲ぶ」とも読みます。意味は、
- おごりたかぶる。見下す。「傲岸」など
- あそぶ。楽しむ。
となっています。他人を見下すことが、楽しいのでしょうか・・・。
「慢」は他に「ばん・慢る・慢る・慢る」とも読みます。意味は、
- おこたる。なまける。「怠慢」など
- おごる。みくびる。「慢心」など
- ゆるやか。遅い。「慢性」など
となっています。怠け者だからこそ、驕ってしまうのかも知れません。
相手のことをみくびり、自分の方が上だと相手を見下して驕りたかぶっているイメージで「傲慢」と覚えておきましょう!😤
「傲」は部首である「にんべん」に、「敖」となっています。
「にんべん」は、人の状態や行為などに関する字に主に使われますね。
「敖」には遊ぶ意味や騒がしい、驕りたかぶるといった意味があるそうです。
相手を見下しながら気ままに遊ぶ、驕りたかぶった人をイメージしておきましょう。
「慢」は部首である「りっしんべん」に、「曼」となっています。
「りっしんべん」は、意志や感情などの心の作用に関する字に主に使われますね。
「曼」はひきのばす、長い、広い、美しいといった意味を持っているそうです。
心がのびてたるみ、なまけることを意味して「慢」が成り立ったとも言われていますよ。
怠けているのに、よく相手を見下せるよね。
この言葉、どう使う?
- 傲慢な人間だ。
- 傲慢な態度だ。
- 傲慢さで彼の上をいく者はいないだろうな。
「傲慢」の類語
相手を見下している、という意味の言葉が似ていますね。
- 高慢・・・自分が人よりも優れていると思いあがり、人を見下すこと。
- 不遜・・・思いあがっていること。
- 驕慢・・・驕りたかぶって人を見下し、勝手なことをすること。
「傲慢」の対義語
「傲慢」は驕りたかぶり相手を見下していることなのに対して、こちらはへりくだっていることになります。
- 謙虚・・・控えめでつつましいこと。へりくだり、素直に相手の意見などを受け入れること。
- 恭謙・・・慎み深く、へりくだること。
「傲慢」の熟語・ことわざ・慣用句
- 傲慢不羈・・・偉そうに他人を見下し、他人に縛られないこと。
- 傲慢磊落・・・人を見下し偉そうな態度をとって、小さなことを蔑ろにすること。
- 傲慢無礼・・・驕りたかぶって相手をあなどり、礼儀を知らないような態度を取ること。
そんな態度をとっていたら、嫌われそうだけど・・・。
自分の方が凄いと思っているから、相手にどう思われても関係ないのかも知れないね。
まとめ
「傲慢」は、驕りたかぶって人を見下すことなんですね。
相手のことをみくびり、見下して驕りたかぶっているイメージで覚えておきましょう!😤
「傲」は部首の「にんべん」に、「敖」です。
「にんべん」は、人の状態などに関する字に主に使われますね。
「敖」は遊ぶ、騒がしい、驕りたかぶるといった意味を持つそうです。
相手を見下し気ままに遊ぶ、驕りたかぶった人をイメージしましょう。
「慢」は部首の「りっしんべん」に、「曼」です。
「りっしんべん」は、心の作用に関する字に主に使われますね。
「曼」はひきのばす、長い、広い、美しいといった意味を持つとのこと。
心がのびてたるみ、なまけることを意味して成り立ったとも言われています。