「哄笑」の意味と読み方とは?ヒントは「大声」
哄笑って、なんと読むのかな??
「哄笑」はね、「こうしょう」と読むんだよ。
哄笑の意味
[名](スル)大口をあけて笑うこと。どっと大声で笑うこと。「腹をゆすって—する」「満場の—を博し」〈蘆花・思出の記〉
出典 デジタル大辞泉(小学館)
哄笑はここに注意
「哄」を書くことはカンタンですが、1級のため意味に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「哄笑」の意味は、どっと笑うことなんだね。
ただ笑っている訳ではないんだ・・・!
そう、大声で笑っているみたいだよ!
「哄笑」の「哄」は他に「哄めき」とも読みます。意味は、
- 大声で笑う。どよめき。「哄然」など
となっています。「どよめく」というのは、音が鳴り響いたり、ざわざわと騒ぐ意味を持っていますよね。
「笑」は他に「笑う・笑む」とも読みますよね。意味は、
- わらう。ほほえみ。「笑止」など
- 謙遜をあらわす語。「笑納」など
となっています。相手に受け入れてもらう時の、謙遜語で使うこともあるようです。
ただ笑うのではなく、口を開けて音が鳴り響くように大笑いするイメージで「哄笑」と覚えてはいかがでしょうか?😄
「哄」は部首である「口」に、「共」となっています。
部首の「口」は食べることや声を出すことなど、口の働きに関する字に主に使われていますね。
「共」は一緒や供える、うやうやしいという意味などを持っています。
どよめく、つまり大勢の人が一斉に声をあげてざわついているように、一緒に口を開けて笑っているイメージで「哄」を覚えてはいかがでしょうか?😆
「笑」は部首である「たけかんむり」に、「夭」となっています。
「たけかんむり」は、竹の種類や状態などに関する字に主に使われていますね。
「夭」は若く美しい、不幸、若くして亡くなるといった意味を持っています。
この漢字は、上が手で下が人をあらわしており、巫女が両手を上げて踊っている様子という話があるとのこと。
神さまを喜ばせるため、笑いながら踊っているみたいですね。
そう考えると、なぜ謙遜語で使われるのかも理解できます。🧐
たまには、大声で笑っても良いよね。
この言葉、どう使う?
- まるで、演技のような哄笑だ。
- 人々が、哄笑しながら群がる。
- 声を出して哄笑する。
「哄笑」の類語
大声で笑う、という意味の言葉が似ていますね。
- 大笑い・・・大声をあげて笑うこと。
- 高笑い・・・大きな声で笑うこと。
- 爆笑・・・大勢の人がどっと笑うこと。(1人が大声でどっと笑う意味でも使われる。)
「哄笑」の対義語
「哄笑」は大声で笑うことなのに対して、こちらは微笑んだり、大声で泣くことになります。
- 微笑・・・ほほえむこと。
- 慟哭・・・悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは5つのみ並べます。
- 咬傷・・・かみ傷。
- 考証・・・古い文献などを調べて、それを証拠として昔の物事を説明したり解釈すること。
- 好尚・・・このみ。
- 巧笑・・・あいそ笑い。
- 口承・・・口から口へ、語り伝えること。
そんなに大きな声なのかな?
人数が多ければ多いほど、笑う声が響き渡って大きくなるだろうね。
まとめ
「哄笑」は、口を開けて大声で笑うことなんですね。
ただ笑うのではなく、口を開けて音が鳴り響くように大笑いするイメージで覚えてはいかがでしょうか?😄
「哄」は部首の「口」に、「共」です。
部首の「口」は食べることや声を出すことなど、口の働きに関する字に主に使われますよね。
「共」は一緒、供える、うやうやしいなどの意味を持ちます。
どよめく、つまり大勢の人が一斉に声をあげてざわついているように、一緒に口を開けて笑っているイメージで覚えてはいかがでしょうか?😆
「笑」は部首の「たけかんむり」に、「夭」です。
「たけかんむり」は、竹の種類などに関する字に主に使われていますね。
「夭」は若く美しい、不幸、若くして亡くなるといった意味を持ちます。
この漢字は上が手、下が人をあらわし、巫女が両手を上げて踊っている様子という話があるようですよ。
神を喜ばせるために、笑いながら踊っているみたいですよね。
そう考えると、謙遜語で使われる理由も分かります。🧐