「団欒」の意味と読み方とは?ヒントは「あつまる」
団欒って、なんと読むのかな??
「団欒」はね、「だんらん」と読むんだよ。
団欒の意味
[名](スル)
1 月などがまるいこと。また、まるいもの。
2 集まって車座に座ること。まどい。
「三人して—して食った」〈花袋・田舎教師〉
3 親しい者たちが集まって楽しく時を過ごすこと。「食後に家族が—する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
団欒はここに注意
「欒」は1級の漢字のため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「欒」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「団欒」の意味は、月などが丸いことや、集まって車座に座ることなんだね。
車座って、どういう意味なんだっけ?
多くの人が、輪のように内側を向いて、並んで座ることだよ。
「団欒」の「団」は他に「とん・たん・団い・かたまり」とも読みます。意味は、
- まるい。「団欒」など
- 集まる。ひとまとまり。「団塊」など
- 同類の人の集まり。「団体」など
- 団体の略。「団交」など
となっています。丸くなるように集まっているのかも知れません。
「欒」は他に「欒い・欒か・おうち」とも読みます。意味は、
- ひじき。柱の上のほうにあり、上からの重みをささえる横木。うでぎ。
- 人が集まるさま。まるい。「団欒」
- おうち。センダンの古名。
となっています。センダンは、漢字だと栴檀と書くようです。
同類が集まり、輪のようになって座っているイメージで「団欒」と覚えておきましょう!
輪のようになっているので、上から見ると月のように丸くも見えますよね。🌕
「団」は部首である「囗」の「くにがまえ」に、「寸」となっています。
「くにがまえ」は、囲むことやめぐらすなどの意味を持つ字に主に使われるとのこと。
「寸」は、短いなどの意味を持っていますよね。
旧字は「團」となっており、中が糸を巻き付ける道具を右手で扱っている様子とのこと。
周囲を取り囲み、巻き付けて丸くしていることから、丸いことや集まりを意味する「団」を覚えておきましょう!
「欒」は部首である「木」に、「䜌」となっています。
部首の「木」は、木の種類や状態などに関する字に主に使われますよね。
「䜌」は乱れる、もつれを解く、絶え間なく続くさまの意味を持っているそうです。
多くの人が集まり乱れてしまった状態のもつれを解き、絶え間なく続く途切れない円のように円い状態になっているイメージで「欒」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
何故、もつれてしまったのか・・・?
「䜌」には2つの「糸」と、「言」になっていますよね。
多くの人が言い合った結果、糸が絡まるように関係がもつれてしまったのかも知れません。
仲が良ければ、皆の顔が見えるように輪のようになって座っていてもおかしくないよね!
この言葉、どう使う?
- 家族との団欒を楽しむ。
- あちこちに集まり、団欒している。
- 団欒の中で、夢のような時を過ごす。
「団欒」の類語
集まって車座に座り、楽しく過ごすという意味の言葉が似ていますね。
- 団居・・・車座になること。親しい者同士が集まり、楽しむこと。
「団欒」の熟語・ことわざ・慣用句
- 一家団欒・・・家族が集まり、楽しく過ごすこと。
確かに、みんなで楽しく話すなら円くなって向かい合った方が、表情も分かって良いもんなぁ。
集まって話すなら、一番良い形なのかも知れないね。
まとめ
「団欒」は月などが丸いことや、集まって車座に座ることなんですね。
同類が集まり、輪のようになり座っているイメージで覚えておきましょう!
輪のようになっているので、上から見ると月のように丸くも見えます。🌕
「団」は部首の「囗」の「くにがまえ」に、「寸」です。
「くにがまえ」は、囲むことなどの意味を持つ字に主に使われるそうですね。
「寸」は、短いなどの意味もあります。
旧字は「團」で、中が糸を巻き付ける道具を右手であつかっている様子らしいですよ。
周囲を囲み、巻き付けて丸くしていることから、丸いことや集まりを意味すると覚えておきましょう!
「欒」は部首の「木」に、「䜌」です。
部首の「木」は、木の種類などに関する字に主に使われますよね。
「䜌」は乱れる、もつれを解く、絶え間なく続くさまの意味を持つとのこと。
多くの人が集まり乱れた状態のもつれを解き、絶え間なく続く途切れない円のように円い状態になっているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
何故もつれたのか、それは多くの人が言い合った結果、糸が絡まるように関係がもつれてしまったのかも知れません。
「䜌」は2つの「糸」と、「言」ですからね。