「贖罪」の意味と読み方とは？ヒントは「罪滅ぼし」

2024年9月27日

贖罪しょくざいの意味

［名］(スル)

１ 善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行動によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。罪滅ぼし。「奉仕活動によって—する」

２ キリスト教用語。神の子キリストが十字架にかかって犠牲の死を遂げることによって、人類の罪を償い、救いをもたらしたという教義。キリスト教とその教義の中心。罪のあがない。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

贖罪しょくざいはここに注意

「贖しょく」は１級の漢字となっているため、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★★☆

読み書きが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「贖罪しょくざい」の「贖しょく」は他に「贖あがなう」とも読みます。意味は、

• 金品を出して、罪を免まぬがれる。物と物をとりかえる。あがなう。「贖罪しょくざい」

となっています。物やお金で解決しようとしています。

「罪ざい」は他に「つみ」とも読みますよね。意味は、

• つみ。法律に反するおこない。「犯罪はんざい」など
• 悪いこと。あやまち。「謝罪しゃざい」など
• 刑罰を加える。「服罪ふくざい」など

となっています。法律に反することですよね。

自分の犯した過ちを、刑罰の代わりに善行や金品などを代わりとして差し出し、罪滅ぼしをするイメージで「贖罪しょくざい」と覚えてはいかがでしょうか？

「しょくざい」・・・、食べ物ではありませんが、読み方を覚えるために「食材」を差し出して罪滅ぼしをしているイメージも面白いかも知れませんね。🍞🙏

「贖しょく」は部首である「貝」に、「賣ばい」となっています。

部首の「貝」は、貨幣かへいや財貨らに関する行為などに関する字に主に使われますね。

「賣ばい」は売る、裏切る、宣伝するといった意味を持つそうです。

「賣ばい」は「士」に「買」です、「士」はいつもなら「売」の上部分にありますが・・・今回は裏切ったのか、「買」の上にあるようですね。🧐

裏切りの代償だいしょうを、貨幣などを支払うことで罪を免まぬがれようとしているイメージで「贖しょく」を覚えてはいかがでしょうか？

「罪ざい」は、上にある部首の「あみがしら」に、「非」となっています。

部首の「あみがしら」は、網の種類や網で捕らえることなどに関する字に主に使われるそうですよ。

「非」は認めない、不正の意味の他に、「～ではない」のように否定の意や、「～でなければ」などの仮定条件の意をあらわすとのこと。

過ちのある人を網にかけて捕らえることから「罪ざい」が成り立った、という話もあります。

自分の不正を認めない人を、網で上から捕えているのかも知れないですね。🧐

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この言葉、どう使う？

• 奉仕活動によって贖罪しょくざいする。
• まさか、それは贖罪しょくざいのつもりか？
• 贖罪しょくざいをして、新しく生まれ変わる。

「贖罪しょくざい」の類語

何かを代わりにして罪をつぐなう、という意味の言葉が似ていますね。

• 罪滅つみほろぼし・・・善行をして、過去の罪をつぐなうこと。

同じ読み方の熟語👀

• 食材しょくざい・・・料理の材料のこと。
• 殖財しょくざい・・・財貨を増やすこと。

「贖罪しょくざい」の熟語・ことわざ・慣用句

• 贖罪しょくざいの日・・・ユダヤ教で、ユダヤ暦の正月１０日に、大祭司がみずからと全国民のために贖罪しょくざいの儀式を行った日。
• 贖罪しょくざいの羊・・・旧約聖書では、犠牲として神に捧げられる羊。新約聖書では、自己を犠牲に人類の罪を負ったキリスト。
• 贖罪寄付しょくざいきふ・・・贈収賄や薬物犯罪など被害者がいない刑事事件や、被害者がいても示談が不成立な事件の被告人が、関連する被害者団体などにする寄付のこと。

まとめ

「贖罪しょくざい」は善行により、自分の犯した罪を償つぐうことなんですね。

犯した過ちに対して、罰ばつを受ける代わりに善行や金品などを代わりとして差し出し、罪滅ぼしをするイメージで覚えてはいかがでしょうか？

食べ物ではありませんが、読み方を覚えるために「食材しょくざい」を差し出し罪滅ぼしをしているイメージも良いかも・・・。🍞🙏

「贖しょく」は部首の「貝」に、「賣ばい」です。

部首の「貝」は、貨幣かへいなどに関する行為などに関する字に主に使われますね。

「賣ばい」は売る、裏切る、宣伝するといった意味を持つとのこと。

「賣ばい」は「士」に「買」、「士」はいつもなら「売」の上にありますが今回は裏切ったのか、「買」の上にありますね。🧐

裏切りの代償だいしょうを、貨幣などを代わりにして罪を免まぬがれようとしているイメージで覚えてはいかがでしょうか？

「罪ざい」は、上にある部首の「あみがしら」に、「非」です。

部首の「あみがしら」は、網の種類や網で捕らえることなどに関する字に主に使われるとのこと。

「非」は認めない、不正の意味の他に、「～ではない」のように否定の意や、「～でなければ」などの仮定条件の意をあらわすそうです。

過ちのある人を網にかけ、捕らえることから成り立ったという話もありますよ。

自分の不正を認めない人を、網で上から捕えているのかも・・・。🧐