「国帑」の意味と読み方とは?ヒントは「財産」
国帑って、なんと読むのかな??
「国帑」はね、「こくど」と読むんだよ。
国帑の意味
《「帑」は、かねぐらの意》国家の財産。国財。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
国帑はここに注意
「帑」はカンタンそうに見えますが、1級の漢字となっているため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
書くことはカンタンですが、「帑」が1級のため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「国帑」の意味は、国の財産のことなんだね。
国の物なのは分かったんだけど、何で財産?
「帑」に、その理由があるよ。
「国帑」の「国」は他に「くに」とも読みますよね。意味は、
- くに。「国民」など
- 日本。「国文」など
- 昔の行政区画のひとつ。「国府」など
- ふるさと。「郷国」など
となっています。国、つまり住んでいる所に関係していますよね。
「帑」は他に「とう・かねぐら・つまこ」とも読みます。意味は、
- かねぐら。財貨を入れておくところ。「帑庫」など
- つまこ。家族。「妻帑」など
となっています。財貨を入れておく所の他に、妻子の意味もあるようです。
稼いだお金を、奥さんに預けているのかも知れませんね。
財貨をいれておくところが国なので、国家の財産になっているイメージで「国帑」を覚えてはいかがでしょうか?
「国」は部首である「くにがまえ」に、「玉」となっています。
部首の「くにがまえ」は、囲いやめぐらすなどの意味を持つ字に主に使われるそうですよ。
「玉」は、美しい玉や立派にするなどの意味がありますね。
囲いの中にある貴重なものから、領土や国民を意味して成り立ったという説や、「玉」から点を外すと「王」のため、王が治める土地だからという説もあるようです。🧐
「帑」は部首である「巾」の「はば」に、「奴」となっています。
部首の「はば」は、布やそれで作られた物に関する字に主に使われるそうですよ。
「奴」は召し使いの他、「アイツ」のように人や動物などを蔑んで言うことばの意味があります。
雇い主から「アイツ」と言われてしまいそうな召し使いが、布で作ったかねぐらに給料を入れているイメージで「帑」を覚えてみてはいかがでしょうか?💰
どこに財産があるかが、大事だね。
この言葉、どう使う?
- 国帑が常に不足している。
- 多くの国帑がつかわれた。
- 国帑が豊富にある。
「国帑」の類語
国の財産、という意味の言葉が似ていますね。
- 国財・・・国の所有する財産のこと。
- 国資・・・国の所有する資産のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 国土・・・領土。その国の土地。ふるさと。
- 黒土・・・チェルノーゼムという、温帯の半乾燥気候下の草原地帯に発達する肥えた土壌のこと。
財産を入れるところが国だから、国家の財産なんだ。
国の財産なんだから、大切にしてほしいね。
まとめ
「国帑」は、国の財産のことなんですね。
財貨をいれておくところ=国で、国家の財産になっているイメージで覚えてはいかがでしょうか?
「国」は部首の「くにがまえ」に、「玉」です。
部首の「くにがまえ」は、囲いやめぐらすなどの意味を持つ字に主に使われますね。
「玉」は、美しい玉や立派にするなどの意味も持ちます。
囲いの中にある貴重なもの=領土や国民を意味して成り立ったという説、「玉」から点を外すと「王」なので、王が治める土地だからという説もあるとのこと。🧐
「帑」は部首である「巾」の「はば」に、「奴」です。
部首の「はば」は、布に関する字に主に使われるそうですよ。
「奴」は召し使いや、「アイツ」などのように人や動物を蔑んで言うことばの意味がありますね。
雇い主から「アイツ」と言われてしまいそうな召し使いが、布で作ったかねぐらに給料を入れているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?💰