「瞋恚」の意味と読み方とは?ヒントは「怒り」
瞋恚って、なんと読むのかな??
「瞋恚」はね、「しんい」と読むんだよ。
瞋恚の意味
《連声 (れんじょう) で「しんに」とも》
1 怒ること。いきどおること。「—に燃える」
2 仏語。三毒・十悪の一。自分の心に逆らうものを怒り恨むこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
瞋恚はここに注意
どちらも1級の漢字となっており、難しいため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★★
読み書きがとても難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「瞋恚」の意味は、怒ることなんだね。
見たことのあるパーツもあるけど・・・、覚えるのが難しそうだなぁ・・・。
意味だけで見れば、結構カンタンに見えるんだけどね。
「瞋恚」の「瞋」は他に「瞋る・瞋らす」とも読みます。意味は、
- いかる。怒って目をむく。「瞋恚」など
となっています。ただ怒っているわけではないようですね。
「恚」は他に「恚る・恚む」とも読みます。意味は、
- いかる。うらむ。「恚恨」など
となっています。こちらは、恨んでもいるようですね。
どちらも強い怒りを感じさせる漢字のため、とても憤っているイメージで「瞋恚」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
心が土の下に埋もれてしまうほどの恨み、怒りすぎて目をむくのも仕方のないことですね。
「瞋」は部首である「目」に、「眞」となっています。
部首の「目」は、目の働きや状態などに関する字に主に使われますね。
「眞」は「真」の旧字となっているため、本当の、自然のままの、物の姿、書体の1つなどの意味を持つようです。
「瞋」は戦争が絶えなかった時代を連想させるそうで、怒りが強い状態をあらわす漢字となった、という話もあります。
部首が「目」なので、きっと目を見開いて怒っているのでしょう。😡
「恚」は部首である「心」に、「圭」となっています。
部首の「心」は意志や感情などの、心の作用に関する字に主に使われますね。
「圭」は、かどのある玉やかどがある他、容量・容積の単位の意味を持つそうです。
漢字の形を見ると、「土」のさらに下に「心」が埋もれていますよね。
「心」が深く埋もれてしまうほど、強く恨んでいるイメージで「恚」を覚えてみても良さそうです。🧐
強い怒りを抱いていそうだね。
この言葉、どう使う?
- 瞋恚に燃える。
- 彼の目からは、瞋恚の炎が消えていた。
- 瞋恚に満ちた目で、こちらを見つめる。
「瞋恚」の類語
怒る、いきどおるという意味の言葉が似ていますね。
- 悲憤・・・悲しみ、いきどおること。
- 激憤・・・激しくいきどおること。
- 憤慨・・・ひどく腹を立てること。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 襯衣・・・肌着。
- 深意・・・深い考えのこと。
- 寝衣・・・ねまき。
- 神意・・・神の意志。
- 神威・・・神の威光。
- 心意・・・精神。
- 神異・・・人間業ではない、不思議なこと。
「瞋恚」の熟語・ことわざ・慣用句
- 瞋恚の炎・・・燃え上がる炎のような、激しい怒りや恨み。
仏語は、難しいものが多いね。
なかなか聞かない熟語だからね。
でも、怒りは皆が持つ感情だから覚えておきたいな。
まとめ
「瞋恚」は、怒ることなんですね。
どちらも強い怒りを感じる漢字なので、とても憤っているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
心が土の下に埋もれてしまうほどの恨みですから、怒りすぎて目をむくのも仕方のないことですね。
「瞋」は部首の「目」に、「眞」です。
部首の「目」は、目の働きなどに関する字に主に使われますね。
「眞」は「真」の旧字なので、本当の、自然のままの、物の姿、書体の1つなどの意味があります。
「瞋」は戦争が絶えなかった時代を連想させ、そこから怒りが強い状態をあらわす漢字となったという話もあるようですよ。
部首が「目」ですから、目を見開いて怒っているのでしょうね。😡
「恚」は部首の「心」に、「圭」です。
部首の「心」は、心の作用に関する字に主に使われますね。
「圭」は、かどのある玉などの他に容量・容積の単位の意味を持つとのこと。
漢字を見ると、「土」のさらに下に「心」が埋もれています。
「心」が深く埋もれてしまうほど、強く恨んでいるイメージで覚えてみるのもアリですね。🧐