「枉駕」の意味と読み方とは?ヒントは「敬う」
枉駕って、なんと読むのかな??
「枉駕」はね、「おうが」と読むんだよ。
枉駕の意味
《乗り物の方向をわざわざ変えて訪ねて来る意から》相手の来訪を敬っていう語。枉車 (おうしゃ) 。枉顧 (おうこ) 。「御—の栄を得たく」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
枉駕はここに注意
「桂馬」の「桂」と似ていますが、別の漢字なので間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「枉駕」の意味は、わざわざ来てくれたことから、相手の来訪をうやまって言うことなんだね。
本当は、別の所に向かっていたのかな?
わざわざ方向を変えているから、そういうことだろうね。
「枉駕」の「枉」は他に「枉がる」とも読みます。意味は、
- まがる。道理を無理にまげる。「枉法」など
- 無実の罪。「冤枉」など
- 寄り道する。「枉駕」など
- 意味もなく。
となっています。本来進むはずだった道から無理やり曲がり、寄り道していたのかも知れませんね。
「駕」は他に「駕る・駕ぐ・のりもの」とも読みます。意味は、
- のりもの。馬車などに乗る。「来駕」など
- 他より上に出る。「凌駕」など
となっています。馬に乗って、乗り越えているのかも知れません。
元々は車で帰る途中の方が、本来の道から曲がって自分の家まで訪ねて来てくれたので、とてもありがたい!といったイメージで「枉駕」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「枉」は部首である「木」に、「王」となっています。
部首の「木」は、木の状態や種類などに関する字に主に使われますね。
「王」は君主や統治する、などの意味を持ちます。
「王」と言えば、創作で税を無駄遣いする印象もありますよね。
本来は曲がることなど無いような太い木でさえも無理やり曲げてしまうように、王の力によって無理やり道理を曲げられてしまうイメージで「枉」を覚えてみてはいかがでしょうか?👑
「駕」は部首である「馬」に、「加」となっています。
部首の「馬」は、馬の状態や扱いなどに関する字に主に使われますよね。
「加」は増やす、仲間にする、影響を与える、その上にという意味を持っています。
馬に乗るために、とある物を加えた馬車をイメージして「駕」を覚えてはいかがでしょうか?🐎🚗
馬車に乗れば、徒歩の人よりも優位に立てますね。
慶賀の「賀」に似ていますが、違う漢字なので間違えないように注意したいです!
元々は、違う所に行こうとしていたんだろうね。
この言葉、どう使う?
- 枉駕来臨、まことにありがとうございます。
「枉駕」の類語
他人の来訪を敬う、という意味の言葉が似ていますね。
- 光臨・・・他人を敬い、その来訪を言う。
- 光来・・・他人を敬って、その来訪を言う。
- 来車・・・車に乗って来ることが転じて、相手を敬い、その来訪を言う。
同じ読み方の熟語👀
- 横臥・・・横になって寝ること。
「枉駕」の熟語・ことわざ・慣用句
- 枉駕来臨・・・客が来訪してくれたことに、感謝をあらわす言葉。
無理して来なくても・・・。
それでも来てくれたんだから、敬わないとね。
まとめ
「枉駕」はわざわざ来てくれたことから、相手の来訪をうやまって言うことなんですね。
車で帰る途中の方が、本来の道から曲がって自分の家まで訪ねて来てくれたため、とてもありがたいと感謝するイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「枉」は部首の「木」に、「王」です。
部首の「木」は、木の種類などに関する字に主に使われますね。
「王」は君主、統治するなどの意味があります。
「王」と言えば、税を無駄遣いする印象もありますが・・・。
本来曲がることなど無いような太い木でさえも無理に曲げてしまうように、王の力により無理やり道理を曲げられてしまうイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?👑
「駕」は部首の「馬」に、「加」です。
部首の「馬」は、馬に関する字に主に使われますよね。
「加」は増やす、仲間にする、影響を与える、その上にという意味があるため、馬に乗るためにある物を加えた、馬車をイメージして覚えてはいかがでしょうか?🐎🚗
馬車に乗れば、徒歩の人よりも優位に立てますからね。
慶賀の「賀」に似ているので、注意しましょう!