「杣道」の意味と読み方とは?ヒントは「けわしい道」
杣道って、なんと読むのかな??
「杣道」はね、「そまみち」と読むんだよ。
杣道の意味
杣人 (そまびと) しか通らないような、細くてけわしい山道。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
杣道はここに注意
「杣」は1級の漢字となっているため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「杣」の意味と読み方が難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「杣道」の意味は、杣人しか通らないような、細く険しい山道のことなんだね。
そもそも、杣人が何なのかも分からないよ・・・。
実は、きこりのことなんだ!
「杣道」の「杣」の意味は、
- そま。木材を切り出す山。
- 山から切り出した木。「杣人」
となっています。木をとる山をあらわしているそうです。
「道」は他に「とう・どう・道う」とも読みます。意味は、
- みち。「隧道」など
- モラルや信仰上の教え。「道徳」など
- 老子の教え。「道教」など
- 方法。技芸。「武道」など
- 言う。「道破」など
- 仏教で、衆生が輪廻転生する世界のこと。「六道」など
- 北海道の略。「道庁」など
となっています。歩くための道以外にも、いろいろ意味を持っていることが分かりました。
木材を切り出すために山に行くきこりさんしか通らないような、細く険しい道をイメージして「杣道」と覚えておきましょう!🧐
「杣」は部首である「木」に、「山」となっています。
部首の「木」は、木の種類や状態などに関する字に主に使われますよね。
木をとるための、山をあらわす字だそうですよ。🪵🪓
「道」は部首である「しんにょう」に、「首」となっています。
「しんにょう」は進むことに使われ、「首」は頭であったり、先頭などの意味を持ちますよね。
実は、他人の頭部を持ちながら歩く人の姿をあらわしている、とされています。どうやら、異民族のようですが・・・、誰の首にしても怖い話ですよね。😨
新たに道を造る際に、お祓いのために首を持って土地の霊に挨拶をして鎮めるイメージで覚えておくのも良いですが・・・。ここまで深く覚えなくても、問題はありません。
ちなみに、きこりは漢字1文字で「樵」と書くことができるよ!
この言葉、どう使う?
- 杣道を軽々と登っていく。
- まだしばらく、杣道が続いているようだ。
- 途中まで木を切り出したであろう、杣道を見つけた。
「杣道」の類語
険しい道、という意味の言葉が似ていますね。
- 険路・・・けわしい道。
- 隘路・・・狭くて通ることが難しい道のこと。また、物事を進める上での難点。
- 崖道・・・がけのふちを通る道のこと。
細いだけなら、まだ良いんだけど・・・。
きこりも危険が多い仕事だからね、カンタンに通れる道ではなさそうだよ。
まとめ
「杣道」は、杣人しか通らないような、細く険しい山道のことなんですね。
木材を切り出すために山に行くきこりさんしか通らないような、細く険しい道をイメージして覚えておきましょう!🧐
「杣」は部首の「木」に、「山」です。
部首の「木」は、木の種類などに関する字に主に使われますよね。
木をとるための、山をあらわす字ということです。🪵🪓
「道」は部首の「しんにょう」に、「首」です。
「しんにょう」は進むことに使われており、「首」は頭や先頭などの意味を持ちますよね。
他人の頭部を持ちながら歩く人の姿をあらわしている、と言われています。異民族とのことですが、誰の首にしても怖い話です・・・。