「虧損」の意味と読み方とは?ヒントは「欠ける」
虧損って、なんと読むのかな??
「虧損」はね、「きそん」と読むんだよ。
虧損の意味
[名](スル)徳や利益などが、欠けてそこなわれること。また、そこなうこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
虧損はここに注意
「虧」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
「虧」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「虧損」の意味は、徳や利益が欠けて、損なわれることなんだね。
確かに、それは損をしているね・・・!
「損」はカンタンだから、「虧」を覚えたいところだよ。
「虧損」の「虧」は他に「虧ける・虧く」とも読みます。意味は、
- かける。欠け落ちる。「虧損」など
となっています。とある部分が無くなってしまっているみたいですね。
「損」は他に「損なう・損ねる・損る」とも読みます。意味は、
- そこなう。傷つける。「毀損」など
- 減る。少なくなる。「損耗」など
- 利益を減らす。不利益。「損失」など
となっています。対になる漢字の「得」を考えると、「損」はあまり嬉しくないですね。
本当は利益になるはずだったものが欠けてしまい、その分の利益が損なわれてしまうイメージで「虧損」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「虧」の部首は、「虍」の「とらかんむり」になっています。
部首の「とらかんむり」は、虎に関する字に主に使われるとのこと。
「虍」の下に、尾の短い鳥の総称の意味を持つ「隹」を。
右側には、「汚」の右部分を書いてあげましょう。
鳥が上から来た虎に襲われてしまい、汚れたり羽が少なくなってしまったイメージで「虧」を覚えてみてはいかがでしょうか?🐦🐅
「損」は部首である「てへん」に、「員」となっています。
部首の「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますよね。
「員」は数、係、周囲、増えるなどの意味を持ちます。
手で落とし、手元から財産が減ることから「損」が成り立ったという話がありますよ。
せっかく増えた数も、手では抱えきれずに落としてしまうのかも知れませんね。
襲われて、無くなってしまったのかも知れないよね。
「虧損」の類語
欠けてそこなわれる、という意味の言葉が似ていますね。
- 欠損・・・物の一部が欠けて、なくなること。赤字。
同じ読み方の熟語👀
- 毀損・・・物を壊すこと。利益などをそこなうこと。
- 帰村・・・ふるさとの村に帰ること。
- 既存・・・前から存在すること。
「虧」がやっぱり難しいなぁ・・・。
記憶から欠け落ちないように、頑張って覚えよう!
まとめ
「虧損」は徳や利益が欠けて、損なわれることなんですね。
本当は利益になるものが欠けてしまい、その分の利益が損なわれてしまうイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「虧」の部首は、「虍」の「とらかんむり」です。
部首の「とらかんむり」は、虎に関する字に主に使われるようですね
「虍」の下に、尾の短い鳥の総称の意味を持つ「隹」を書き、右側には「汚」の右部分を書くようにしましょう。
鳥が上から来た虎に襲われて、汚れたり羽が少なくなってしまったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🐦🐅
「損」は部首の「てへん」に、「員」です。
部首の「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますね。
「員」は数、係、周囲、増えるなどの意味があります。
手で落とし、手元から財産が減ることから成り立ったという話がありますよ。
せっかく増えた数も、手で抱えきれずに落としてしまうのかも知れません。