「既存」の意味と読み方とは?ヒントは「そんざい」
既存って、なんと読むのかな??
「既存」はね、「きそん」と読むんだよ。
既存の意味
[名](スル)以前から存在すること。「—の施設を活用する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
既存はここに注意
「存」の読み方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
読み書き自体は難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「既存」の意味は、以前から存在することなんだね。
もちろん知って・・・って、「きぞん」じゃないの?
「きぞん」と読むのは、本来は誤りみたいなんだ!
「既存」の「既」は他に「既に」とも読みますよね。意味は、
- すでに。済んでしまったこと。「既望」など
- 尽きる。「皆既食」など
となっています。もう済んだあと、という意味がありますよね。
「存」は他に「ぞん・存る・存つ・存える・存う」とも読みます。意味は、
- ある。「存在」など
- たもつ。ながらえる。「保存」など
- いたわる。「存問」
- 思う。心得る。「所存」など
となっています。存在する以外にも、意味を持っているんですね。
保存されていたのか、すでに存在していたことをイメージして「既存」と覚えておきましょう!🧐
読み方には、注意しておきたいですね。
「既」の部首は右側となっており、「旡」はむせるように、食べ物がノドに詰まる意味があります。
調べて見ると、食器に盛られた食べ物から、人が顔をそむけている象形から成り立っているとのこと。
ノドが詰まるほどたくさん食べて、食べ物か食欲が尽きてしまったのかも知れませんね。
それに、尽きたということは食事が既に終わったということでもあります。
そこから「既」を覚えてみてはいかがでしょうか?
「存」の部首は、「子」となっています。
部首の「子」は、子供や出生などに関する字に主に使われますね。
物事がある状態をたもち続けるように、そのままの状態で繋ぎ留めておくことを意味して「存」が成り立ったという話がありますよ。🧐
なるべく、本来の読み方で覚えておきたいね!
この言葉、どう使う?
- 既存の道路だけでは、渋滞は避けられない。
- 既存のデータだけでは、正確性にかける。
- 既存の施設だけでも、十分だろう。
「既存」の類語
既にある、という意味の言葉が似ていますね。
- 存在・・・人や事物があること。
- 所在・・・物事がある場所。行為。地位。
- 現存・・・今、実際にあること。
「既存」の対義語
「既存」は既にあることなのに対して、こちらはこれから存在することになります。
- 新設・・・組織や制度などを、新しくつくること。
同じ読み方の熟語👀
- 帰村・・・ふるさとの村に帰ること。
- 毀損・・・物を壊すこと、壊れること。利益などをそこなうこと。
- 虧損・・・徳や利益などが欠けて、そこなわれること。
今までは「きぞん」って読んでいたから、しっくりこないなぁ・・・。
それでも変換で出てくるからね、今はどちらでも良いのかも知れない。
まとめ
「既存」は、以前から存在することなんですね。
すでに存在していた物事をイメージして、覚えておきましょう!🧐
読み方には、注意ですね。
「既」の部首は右側のため、勘違いしないようにしたいところです。
「旡」はむせる、食べ物がノドに詰まる意味があるとのこと。
調べると、食器に盛った食べ物から、人が顔をそむけている象形から成り立っているそうです。
ノドが詰まるほどたくさん食べて、食べ物などが尽きてしまったのかも知れません。
尽きたなら、食事は既に終わっていますよね。
この、既に尽きたところから覚えてみてはいかがでしょうか?
「存」の部首は「子」で、子供や出生などに関する字に主に使われますね。
物事がある状態をたもち続けるように、そのままの状態で繋ぎ留めておくことを意味して成り立った、という話があります。🧐