「凜冽」の意味と読み方とは?ヒントは「寒い」
凜冽って、なんと読むのかな??
「凜冽」はね、「りんれつ」と読むんだよ。
凜冽の意味
[ト・タル][文][形動タリ]寒気のきびしいさま。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
凜冽はここに注意
どちらも1級の漢字のため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
書くことが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「凜冽」の意味は、寒さが厳しいことなんだね。
そんなに寒いの?
漢字の意味を見れば、その理由が分かるよ。
「凜冽」の「凜」は他に「凜い・凜まじい」とも読みます。意味は、
- さむい。寒さが厳しい。「凜冽」
- りりしい。すさまじい。「凜然」など
となっています。とてもクールですね。
「冽」は他に「冽い・冽たい」とも読みます。意味は、
- さむい。非常に冷たい。「清冽」など
となっています。「洌」とかなり似ていますが、別の字なので注意しましょう。
どちらも非常に寒い意味があるため、列に並んでいる最中、とてもすさまじい寒さが襲ってきている様子をイメージして「凜冽」と覚えておきましょう!🧐
「凜」は部首である「冫」の「にすい」に、「稟」となっています。
部首の「にすい」は、寒いことや凍ることに関する字に主に使われますね。
「稟」は授かる、生まれつき、申し上げる、食糧などの意味を持つそうですよ。
身の引き締まるさまをあらわしており、寒いことや心身が引き締まるさまで「凜」が成り立ったという話があります。
申し上げたり授かったりするということは、立場が上の人とやりとりをしているはず。
そういった時は、身が引き締まりますよね。🕴️
「にすい」があるので、さらに硬直してしまうぐらい寒いのかも知れません。🥶
「冽」は部首である「冫」の「にすい」に、「列」となっています。
上にもある通り、部首の「にすい」は、寒いことや凍ることに関する字に主に使われますね。
「列」には並ぶことや、多数といった意味があります。
氷が多く、とても寒いイメージで「冽」を覚えてみてはいかがでしょうか?🥶
どちらにも、寒いことに使われる部首があるね。
この言葉、どう使う?
- 凜冽とした冬の夜は、歩くのには適していない。
- 凜冽な寒気がやってくる。
- 凜冽な空気に、耐えることができなかった。
「凜冽」の類語
とても寒い、という意味の言葉が似ていますね。
- 酷寒・・・厳しい寒さ。
- 寒烈・・・寒さが激しいこと。
- 厳寒・・・非常に厳しい寒さのこと。
「凜冽」の対義語
「凜冽」はとても寒いことなのに対して、こちらはとても暑いことになります。
- 極暑・・・きわめて暑いこと。
- 酷暑・・・ひどく暑いこと。
同じ読み方の熟語👀
- 凜烈・・・凜冽と同じ。
「凜冽」の熟語・ことわざ・慣用句
- 寒気凜冽・・・きわめて寒いこと。
なんだか、聞いているだけで寒くなってきたな・・・。
イメージできている、良い証拠だね。
まとめ
「凜冽」は、寒さが厳しいということなんですね。
どちらも非常に寒い意味を持つため、列に並んでいる最中、とてもすさまじい寒さが襲ってきている様子をイメージして覚えてみましょう!🧐
「凜」は部首の「冫」の「にすい」に、「稟」です。
部首の「にすい」は、寒いことや凍ることに関する字で主に見られますね。
「稟」は授かる、生まれつき、申し上げる、食糧などの意味を持つとのこと。
身の引き締まるさまをあらわして、寒いことや心身が引き締まるさまで成り立ったという話があります。
申し上げたり授かったりするということは、立場が上の人とやりとりをしるのかも・・・、身が引き締まりますね!🕴️
「にすい」があるため、さらに硬直してしまうぐらい寒いのかも知れません。🥶
「冽」は部首の「冫」の「にすい」に、「列」です。
上と同じく、部首の「にすい」は、寒いことや凍ることに関する字で主に見られます。
「列」には並ぶ、多数といった意味があるので、氷が多く、とても寒いイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🥶