「彝倫」の意味と読み方とは?ヒントは「正しい」
彝倫って、なんと読むのかな??
「彝倫」はね、「いりん」と読むんだよ。
彝倫の意味
《「彝」は常 (つね) 、「倫」は人のふみ行うべき道の意》人が常に守るべき道。人倫。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
彝倫はここに注意
「彝」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
「彝」の読み書きが、少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「彝倫」の意味は、人が常に守るべき道のことなんだね。
どこの道・・・?
物理的にある道ではないよね。
「彝倫」の「彝」は他に「つね・のり」とも読みます。意味は、
- 宗廟に供える祭器。「彝器」
- つね。のり。
- 人の常に守るべき道。「彝倫」など
となっています。真面目そうな意味を持っていますね。
「倫」は他に「みち・たぐい・倫で」とも読みます。意味は、
- 人の守るべき道。「倫理」など
- なかま。たぐい。「比倫」など
- ついで。等級。「倫次」など
となっています。人の守るべき道、という意味もあることが分かりました!
常に、いつまでも変わらない、人として守るべき道をイメージして「彝倫」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「彝」は部首である「廾」の「にじゅうあし」に、「彑」と「米」と「糸」になっています。
部首の「にじゅうあし」は、両手で持つことや捧げ持つなど、両手の動作に関する字に主に使われるそうですよ。
ちなみに、「彑」はブタの頭部の意味があります。
両手でお米やブタの頭部、糸で作られた衣類などを供えているイメージで「彝」を覚えてみてはいかがでしょうか?👐
「倫」は部首である「人」の「にんべん」に、「侖」となっています。
部首の「にんべん」は、人の状態や性質などに関する字に主に使われますよね。
「侖」は思う、順序立てるという意味があるとのこと。
順序立てる、筋道のたどれる人である仲間を意味して「倫」が成り立ったという話がありますよ。🧐
道を踏み外さないように、生きて行きたいね。
「彝倫」の類語
人が常に守るべき道、という意味の言葉が似ていますね。
- 人倫・・・人として守るべき道のこと。また、人類。人と人との秩序関係。
- 人道・・・人として守り行うべき道のこと。また、人が通るように定められた道のこと。
- 大道・・・人の行うべき、正しい道のこと。また、大通り。
同じ読み方の熟語👀
- 意臨・・・書道で、手本の形にとらわれずに、筆意をくみとって筆を動かすこと。
「彝」が特に難しいかなと思ったけど、パーツごとに分けてみたら覚えられそう!
大事な意味を持つ漢字だから、覚えておきたいね。
まとめ
「彝倫」は、人が常に守るべき道のことなんですね。
いつまでも変わらない、人として守るべき道をイメージして覚えてはいかがでしょうか?🧐
「彝」は部首の「廾」の「にじゅうあし」に、「彑」と「米」と「糸」です。
部首の「にじゅうあし」は、両手で捧げ持つなどの両手の動作に関する字に主に使われるとのこと。
「彑」は、ブタの頭部の意味を持ちますよ。
両手で米やブタの頭部、糸の衣類などを供えているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?👐
「倫」は部首の「人」の「にんべん」に、「侖」です。
部首の「にんべん」は、人の状態などに関する字に主に使われますよね。
「侖」は思う、順序立てるという意味を持ちます。
順序立てる、筋道のたどれる人である仲間を意味して成り立ったという話がありますよ。🧐