「傘寿」の意味と読み方とは?ヒントは「80」
傘寿って、なんと読むのかな??
「傘寿」はね、「さんじゅ」と読むんだよ。
傘寿の意味
《傘 (からかさ) の略字「仐」が八十と読めるところから》80歳のこと。また、その祝い。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
傘寿はここに注意
「傘」の読み方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「傘寿」の意味は、80歳のことなんだね。
「仐」っていう漢字があるのか・・・!
これなら確かに、「八」と「十」にも見えるね。
「傘寿」の「傘」は他に「かさ」とも読みますよね。意味は、
- かさ。「傘下」など
- 80歳。「傘寿」
となっています。傘のように覆うものにも使われますね。
「寿」は他に「す・ことぶき・寿ぐ・とし・寿しい」とも読みます。意味は、
- 長生きする。「福寿」など
- いのち。とし。「寿命」など
- おめでたい事を祝う。「寿詞」など
- 長く存在する。
となっています。長生きすることは、一般的にはおめでたいことですよね。
略字である「仐」を分解すると「八」と「十」にも見えることから、80歳まで長生きしたことへのお祝いをイメージして「傘寿」と覚えておきましょう!🧓
もしかしたら、「傘」が守ってくれていたのかも知れませんね。
「傘」の部首は、「人」の「ひとやね」になっています。
部首の「ひとやね」は、人の状態や性質などに関する字に主に使われますね。
その下には、「人」が4つと「十」で出来ているようにも見られます。
ただ、中にある「人」は「ヒト」のことを意味しているわけではないそうです・・・、諸説あるみたいですが。
中国では元々「繖」という漢字を使用していたらしく、糸を編んで作られ、雨粒を散らす物として「傘」が成り立ったという話があります。🧐
昔の話までたどらずとも、上の「ひとやね」が雨から守ってくれる屋根のようにも見えますけどね。☂️
「寿」の部首は「寸」となっており、「寸」は手の動作に関する字に主に使われるとのこと。
旧字は「壽」となっており、老人と長くつらなる道の象形から年寄りが長生きすることを意味し、そこから寿命が長いとして「寿」が成り立ったそうです。
「傘」は、かさ以外にも使えたんだね。
この言葉、どう使う?
- 傘寿おめでとうございます!
- 傘寿のお誕生日を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。
- めでたく傘寿を迎えられ、おめでとうございます。
「傘寿」の類語
ある年齢のことを言っている熟語が似ていますね。
- 而立・・・30歳のこと。
- 華甲・・・数え年61歳のこと。
- 志学・・・15歳のこと。
- 喜寿・・・77歳のこと。
- 白寿・・・99歳のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 三寿・・・3種類の長寿のこと。上寿、中寿、下寿の3つをいう。
- 三授・・・律令制における位階授与の方法である勅授・奏授・判授のこと。
- 散手・・・雅楽。
よく見たら、略字じゃなくても「八」と「十」が入っているようには見えるよね。
そう考えると、中の「人」っぽいものは、お祝いしてくれるたくさんの大事な人たちなのかも・・・。
まとめ
「傘寿」は、80歳のことなんですね。
略字の「仐」が「八」と「十」にも見えることから、80歳まで長生きしたことへのお祝いをイメージして覚えておきましょう!🧓
もしかしたら、「傘」が守ってくれていたのかも・・・。
「傘」の部首は「人」の「ひとやね」で、人の状態や性質などに関する字に主に使われます。
その下には、「人」が4つと「十」があるようにも見えますね。
ただ、中にある「人」は「ヒト」のことではないという話もありますよ。
中国では元々「繖」という漢字を使用しており、糸を編んで作られ、雨粒を散らす物として成り立ったと言われています。🧐
単純に、上の「ひとやね」が雨から守ってくれる屋根のようにも見えますね。☂️
「寿」の部首は「寸」で、手の動作に関する字に主に使われます。
旧字は「壽」で、老人と長くつらなる道の象形から、寿命が長いとして成り立ったそうですよ。
こちらはいかがでしょうか?
80歳になられても、まだまだ外を歩き回ることはあります。
雨の日は傘をさしますが、何か支えながら歩ける物が欲しい方もいますよね。
ステッキ傘はステッキにも傘にもなりますが、どちらか一方としてしか使用できないものが多いです。
ですがこちらの傘なら中に杖が入っているため、傘をさしながらでも杖を取り出して杖としても使用することができます。
1本でどちらにでも対応できるのは、良い点ですね。☂️
急な雨でも、これなら安心だね。