「惹起」の意味と読み方とは?ヒントは「まねく」
惹起って、なんと読むのかな??
「惹起」はね、「じゃっき」と読むんだよ。
惹起の意味
[名](スル)事件・問題などをひきおこすこと。「独立問題が民族紛争を—する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
惹起はここに注意
「惹」の持つ意味に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「惹起」の意味は、事件などを引き起こすことなんだね。
惹かれることは、悪いことではないと思うんだけど・・・。
「惹」には、まねくという意味もあるからかもね。
「惹起」の「惹」は他に「じゃく・じゃ・惹く・惹く」とも読みます。意味は、
- まねく。ひきつける。「惹句」など
となっています。関心を持つようですね。
「起」は他に「起きる・起こす・起つ」とも読みますよね。意味は、
- おきあがる。「晨起」など
- おこす。はじめる。「惹起」など
- 物事のはじまり。「起源」など
となっています。起き上がるだけでなく、何かを始める時にも使われますよね。
惹きつけられてしまった結果、問題を起こしてしまうイメージで「惹起」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「惹」は部首である「心」に、「若」となっています。
部首の「心」は、意志や感情などの心の作用に関する字に主に使われますね。
「若」は若い、少し、ごとし、あなた等の意味を持つ漢字です。
あなたに心が惹きつけられるイメージで、「惹」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
「起」は部首である「走」の「そうにょう」に、「己」となっています。
部首の「そうにょう」は、走ることや行くことなどに関する字に主に使われますね。
「己」は、自分のことなどの意味があります。
人が立ちあがる姿から、「起」が成り立ったと言われていますよ。🧍
とある問題に、関心を持ってしまったのかも知れないね。
この言葉、どう使う?
- 無関係だと思われていた件が、今回の問題を惹起した。
- このままでは、平和だった町に紛争を惹起する恐れがある。
- ある一人の男が、国際問題を惹起した。
「惹起」の類語
問題などを引き起こす、という意味の言葉が似ていますね。
- 誘発・・・あることが原因で、他のことを引き起こすこと。
- 誘起・・・人為的に発生させること。
- 激発・・・事件などが勃発すること。
同じ読み方のもの👀
- ジャッキ・・・小さい力で重い物を垂直に持ち上げる機械装置のこと。
ただ惹かれるだけなら、なんてこと無さそうだけどね。
問題のあることには、惹かれてしまうものなのかも知れない。
まとめ
「惹起」は、事件などを引き起こすことなんですね。
惹きつけられた結果、問題を起こしてしまうイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「惹」は部首の「心」に、「若」です。
部首の「心」は、感情などの心の作用に関する字に主に使われますね。
「若」は若い、少し、ごとし、あなた等の意味を持ちます。
あなたに心が惹きつけられるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「起」は部首の「走」の「そうにょう」に、「己」です。
部首の「そうにょう」は、走ることや行くことなどに関する字に主に使われますよね。
「己」は、自分などの意味を持ちます。
人が立ちあがる姿から成り立った、と言われていますよ。🧍