「玉響」の意味と読み方とは?ヒントは「少し」
玉響って、なんと読むのかな??
「玉響」はね、「たまゆら」と読むんだよ。
玉響の意味
[副]少しの間。ほんのしばらく。
- 「―も心を休むべき」〈方丈記〉
[補説]「玉響 (たまかぎる) きのふの夕見しものを今日の朝 (あした) に恋ふべきものか」〈万・二三九一〉の「玉響」を「たまゆらに」とよんだところからできた語。玉がゆらぎ触れ合うことのかすかなところから、「しばし」「かすか」の意味に用いられた。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
玉響はここに注意
「響」を「ゆら」と読むのは難しいですので、読み方に注意が必要です!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
素直に読むことができず、読み方が難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「玉響」の意味は、少しの間のことなんだね。
言葉は聞いたことがあったけど、漢字だとこう書くんだねぇ。正直、まったく分からなかったよ!
そうだね、なかなか読めないと思う。
「玉響」の「玉」は他に「ぎょく」とも読みますよね。意味は、
- 美しいたま。「宝玉」など
- 美しい。優れた。「玉露」など
- 人を敬い、その人に関係することにつける美称。「玉稿」など
- 天子や天皇に関する物事につける美称。「玉座」など
- 将棋の駒のひとつ。「玉将」
- 芸者のこと。「玉代」
となっています。美しい・・・とは、良い意味をお持ちのようです。✨
「響」は他に「きょう・響く」と読みますよね。意味は、
- 音などが空気をとおして伝わる。「残響」など
- 音がひびくように、他に作用すること。「響応」など
となっています。何かを通して、伝わるという意味を持つことが分かりました。
「玉響」の場合は、この玉(勾玉としましょう)がふれあって響き、それにより小さな音がなることから「ほんの少しの間」という意味になった、と言われています。
良いですね、キレイです😁
「玉」は3つの綺麗で美しいたまを、縦にヒモで通していることをあらわしているそうですよ!
「響」は画数が多くて難しそうに見えますが、「郷」の下に「音」を書けば大丈夫です。「郷」は真ん中に対して2人が向き合っているそうで、その下に音を足して、音が向き合っているとして響きあうとする「響」が成り立ったと言われています。
玉響の文字、なぜこう読むようになったのかは上の「玉響の意味」に書かれていますが、ちょっと覚えにくいかも知れません。なのでイメージで覚えましょう!😆
先ほどは、玉(勾玉)がふれあって響きあい・・・、と説明しましたよね?それをイメージしてみてください。
勾玉がゆらゆら~と揺れて、こつんとふれあい微かに響いているのでは無いでしょうか?
それを忘れなければ、もう大丈夫ですね!🤗
これで読めるようになったかな?
この言葉、どう使う?
- セミの一生は玉響だ。
- 僕の休日は、他の人に比べると玉響だ・・・。
- 玉響に感じること?遊んでいて楽しい時かな。
「玉響」の類語
少しの間、という意味を持つ言葉が似ていますね。
- つかの間・・・とても短い時間のこと。
- 一瞬・・・1回瞬きをする程度の、ほんのわずかな時間のこと。
- 暫し・・・少しの間だけ。
「玉響」の対義語
「玉響」はほんの少しの間のことなのに対して、こちらは長い時間などのことになります。
- 永遠・・・いつまでも続くこと。
- 長時間・・・長い時間。
- 無限・・・限りがないこと。
「玉響」良いね!使ってみたいな。
良い響きの言葉だよね。
まとめ
「玉響」は少しの間、ということなんですね。
ご存じでしたか?意味はなんだか「刹那」にも似ていますね。
勾玉がふれあって響き、それにより小さな音がなるところから「ほんの少しの間」をイメージしてみましょう!🎵
「玉」は3つの美しいたまを、縦にヒモで通していることを。
「響」の「郷」は真ん中に対して2人が向き合っているため、その下に音を足して、音が向き合っているとして響きあうとする「響」が成り立ったと覚えてみましょう!
玉状のアクセサリーを複数付けている方は、今度音をよく聞いてみてください。どんな音が聞けるのか、楽しみですね😄
こちらはいかがでしょうか?
こちらでは勾玉を取り扱っています。
天然石なので、ものによっては欠けや内包物が含まれてしまうこともありますが・・・、人工物よりも天然ものの方が自然を楽しめますね!
サイズは3つ、色はなんと14種類から選ぶことができます。
1つ1つが手を出しやすい値段なのも良いですね😆
勾玉は小学生のころにも買ったことがあったような・・・。