「偃蹇」の意味と読み方とは？ヒントは「高い」

2025年1月16日

偃蹇えんけんの意味

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ 物が延び広がったり高くそびえたりしているさま。また、多く盛んなさま。

２ おごり高ぶるさま。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

偃蹇えんけんはここに注意

どちらも１級の漢字のため、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★★☆

読み書きが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「偃蹇えんけん」の「偃えん」は他に「偃ふす・偃ふせる・偃やめる・偃おごる」とも読みます。意味は、

• ふす。うつぶせになる。「偃臥えんが」
• やめる。戦いをやめる。「偃武えんぶ」
• やすむ。「偃息えんそく」
• せきとめる。
• おごる。高ぶる。「偃蹇えんけん」

となっています。戦いをやめることと休むことは、似たような意味ですね。

「蹇けん」は他に「蹇なえぐ・蹇なやむ・蹇とまる・蹇おごる」とも読みます。意味は、

• あしなえ。足が自由に動かないこと。「蹇歩けんぽ」
• なやむ。苦しむ。「屯蹇ちゅんけん」
• とどこおる。とまる。
• 固い。正直なさま。「蹇諤けんがく」
• おごり高ぶるさま。
• 素直に従わない。
• くねくね曲がるさま。

となっています。足が自由に動かなければ、確かに苦しいですし、止まりもしますね。

頭が固く、素直に従わないおごり高ぶった人をイメージして「偃蹇えんけん」と覚えてはいかがでしょうか？🧐

せき止めたり滞とどこおったりした結果、延び広がったり高くそびえたってしまったイメージもできそうですね！

「偃えん」は部首である「人」の「にんべん」に、「匽えん」となっています。

部首の「にんべん」は、人の状態や性質などに関する字に主に使われますね。

「匽えん」は隠す、ふせる意味やどぶ、みぞの意味を持つそうです。

人が箱の中にうつぶせになり、休んでいるイメージで「偃えん」を覚えてみてはいかがでしょうか？🧐

箱の中には「日」と「女」があるので、女性が隠れているのかも知れません。

中も、明かりがありそうですね。

「蹇けん」の部首である「足」は、足の状態や足を使った動作などに関する字に主に使われますね。

他は、上から「宀べん」「井しょう」「一いち」「八」のパーツで作れるようです。

「宀べん」は屋根の意味を持ち、「井しょう」は井戸の周りに人が集まり住むことから、人の住むところの意味もありますね。

多くの人が屋根の下に集まっていて、足すら自由に動かせない。

足が固まっているイメージで、「蹇けん」を覚えてみてはいかがでしょうか？🧐

上のパーツを見ると「寒」を思い出します、そのせいで動きにくくなっているのかも知れませんね。

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同じ読み方の熟語👀

• 遠見えんけん・・・遠くを見ること。将来のことを見通すことなど。
• 厭倦えんけん・・・飽きてイヤになること。
• 鳶肩えんけん・・・角張って、鳶とびの姿のような肩のこと。
• 延見えんけん・・呼んで面会すること。

「偃蹇えんけん」の熟語・ことわざ・慣用句

• 突怒偃蹇とつどえんけん・・・岩石が角ばって突き出た様子を言いあらわす、または怒った人やおごりたかぶった人の顔を言いあらわす言葉。

まとめ

「偃蹇えんけん」は物が広がったり高くそびえていたり、驕おごりたかぶるさまのことなんですね。

頭が固く、素直に従わないおごり高ぶった人をイメージして覚えてはいかがでしょうか？🧐

せき止めたり滞とどこおったりして、延び広がったり高くそびえたってしまったイメージもできそうです！

「偃えん」は部首の「人」の「にんべん」に、「匽えん」です。

部首の「にんべん」は、人の性質などに関する字に主に使われますね。

「匽えん」の持つ意味は隠す、ふせる、どぶ、みぞなどです。

人が箱の中にうつぶせになり、休んでいるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか？🧐

箱の中に「日」と「女」があるので、明るい箱の中に女性が隠れているのかも知れませんね。

「蹇けん」の部首の「足」は、足を使った動作などに関する字に主に使われます。

他は、上から「宀べん」「井しょう」「一いち」「八」のパーツで作れそうですね。

「宀べん」は屋根の意味、「井しょう」は井戸の周りに人が集まり住むことから、人の住むところの意味もあります。

多くの人が屋根の下に集まり、足すら自由に動かせず、足が固まっているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか？🧐

上のパーツを見ると「寒」に似ていますね、そのせいで動きにくくなっているのかも知れません。