「俚耳」の意味と読み方とは？ヒントは「世間の人々」

2025年2月18日

俚耳りじの意味

世間の人々の耳。俗人の耳。俗耳。「大声 (たいせい) —に入らず」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

俚耳りじはここに注意

「俚り」を書くことはそこまで難しくありませんが、１級の漢字のため注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

書くことはカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

---

「俚耳りじ」の「俚り」は他に「俚いやしい・ひな」とも読みます。意味は、

• いやしい。いなかじみた。民間の。「俚諺りげん」など

となっています。民間と言えば、公おおやけの機関に属さない他に、世間一般の人々の意味もあります。

「耳じ」は他に「みみ・のみ」とも読みます。意味は、

• みみのこと。「耳朶じだ」など
• 耳で聞くこと。「耳順じじゅん」
• ～のみ。など、限定すること。

となっています。頭についている耳のことですね。

民間の耳、つまり世間一般の人々の耳をイメージして「俚耳りじ」と覚えておきましょう！👂

「俚り」は部首である「にんべん」に、「里り」となっています。

「にんべん」は人の状態や性質、行為などに関する字に主に使われますね。

「里り」は、里さとや住まい、田舎いなかなどの意味も持っています。

いなかじみた、という意味もあるため、田舎いなかに住む人をイメージして「俚り」を覚えてみても良さそうですね。

「耳じ」はそのまま、頭部についている耳の象形からきています。

---

この言葉、どう使う？

• 今後の方針を、俚耳りじに入りやすく説明した。
• 俚耳りじに入りやすい話題である。
• 俚耳りじに入らないので、困っている。

「俚耳りじ」の類語

世間一般の人々の耳、という意味の言葉が似ていますね。

• 俗耳ぞくじ・・・世間の人々の耳のこと。

同じ読み方の熟語👀

• 理事りじ・・・団体を代表し、担当事務を処理する特定の役職のこと。

「俚耳りじ」の熟語・ことわざ・慣用句

• 大声たいせい俚耳りじに入いらず・・・すぐれた音楽は、俗人の耳には受け入れられない。高尚こうしょうな議論は、俗人には理解されにくいということ。

まとめ

「俚耳りじ」は、俗人ぞくじんの耳ということなんですね。

民間の耳、つまり世間一般の人々の耳をイメージして覚えておきましょう！👂

「俚り」は部首の「にんべん」に、「里り」です。

「にんべん」は、人の状態などに関する字に主に使われますね。

「里り」は、里さとや田舎いなかなどの意味もあります。

いなかじみたという意味もあるので、田舎いなかに住む人をイメージして覚えるのもアリかも知れません。

「耳じ」は、頭部についている耳の象形から。

書くことはカンタンですね！😁