「親書」の意味と読み方とは?ヒントは「みずから」

親書って、なんと読むのかな??

「親書」はね、「しんしょ」と読むんだよ。
親書の意味
[名](スル)
1 手紙を自分で書くこと。また、自筆の手紙。「依頼状を—する」
2 天皇・元首の署名のある手紙や文書。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
親書はここに注意
「親」の持つ意味に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「親書」の意味は、自分で書いた手紙や、天皇などの署名のある文書のことなんだね。

親が書いたわけじゃないんだ・・・!

そうなんだ、間違えないように注意しよう!
「親書」の「親」は他に「おや・親しい・親ら」とも読みます。意味は、
- おや。「両親」など
- 身内。「親族」など
- 親しい。「懇親」など
- みずから。「親展」など
となっています。親は身内ですから、親しくてもおかしくはないですよね。
「書」は他に「書く・ふみ」とも読みますよね。意味は、
- かく。かきしるす。「板書」など
- かきつけ。手紙。「書簡」など
- かいたもの。文字。「楷書」など
- 本。「書籍」など
- 書経のこと。「詩書」
となっています。何かが書かれていますよね。
みずからの手で書いた手紙をイメージして、「親書」と覚えておきましょう!
自分の手で書いた手紙ですから、効力を発揮できそうですよね。
それと同じく、天皇などの署名のある文書も良い効果が期待できます。
「親」は部首である「見」に、「亲」となっています。
部首の「見」は、目で見る行為に関する字に主に使われますね。
「亲」は読み方が難しいですが、これは「しん」と言います。これも、「親」と似たような意味があるのですが・・・。
木の上に立って見守っているのが親、というわけではなく、身近に接することができるような間柄を意味している、という話もあるんです。
ただ、他にも説があって難しいので、書くことだけを考えた場合はやはり「木の上に立つ親が見ている」イメージのままが良いのかも知れませんね。👨👩👧👦
「書」は部首である「曰」の「いわく・ひらび」に「聿」となっています。
「曰」は、口から言葉を発するさまをあらわしているそうですよ。
「聿」は書くことや、自分から、すばやい、したがうといった意味を持ちます。
どうやら、手で書くことから「書」が成り立ったそうですよ。🖊️
口で言うよりもすばやく、自分で書いているのかも知れませんね。🤔

内容にもよるけど、ちゃんとした手紙になりそうだね!

この言葉、どう使う?
- 親書が届いた。
- 依頼状を親書する。
- 彼の親書だというのは、確かなのか?
「親書」の類語
自分で書いたもの、という意味の言葉が似ていますね。
- 直筆・・・本人が直接書いたもの。
- 自筆・・・本人が書いたもの。
- 肉筆・・・本人が実際に手で書くこと。
同じ読み方の熟語👀
- 心緒・・・心の動き。
- 信書・・・手紙。
- 神所・・・神をまつる所。
- 神書・・・神のことについて書いてある書物。また、神が書いたとされる書物。
- 真書・・・漢字を楷書で書くこと。また、真実の事柄を記した文書のこと。
- 新書・・・新刊の書物。
- 親署・・・天皇などがみずから署名すること。

やっぱり、手紙は自分で書かなくちゃ。

その方が、親しみが持てるよね。
まとめ
「親書」は自分で書いた手紙や、天皇などの署名のある文書のことなんですね。
みずからの手で書いた手紙をイメージして、覚えておきましょう!
自分の手で書いた手紙ですから、効力を発揮できそうです。
それと同じく、天皇などの署名のある文書も良い効果が期待できますね。
「親」は部首の「見」に、「亲」です。
部首の「見」は、目で見る行為に関する字に主に使われますよ。
「亲」は「しん」と言い、「親」と似たような意味があるのですが・・・。
身近に接することができるような間柄を意味している、という説もあるとのこと。
ただ、他にも説があるため、書くことだけを考えてやはり「木の上に立つ親が見ている」イメージのままが良いのかも知れません。👨👩👧👦
「書」は部首の「曰」の「いわく・ひらび」に「聿」です。
「曰」は、口から言葉を発するさまをあらわすそうですよ。
「聿」は、書くこと、みずから、すばやい、したがうといった意味を持つとのこと。
どうやら、手で書くことから成り立ったそうです。🖊️
口で言うよりもすばやく、自分で書いているのかも知れません。🤔