「笑納」の意味と読み方とは?ヒントは「贈る」

笑納って、なんと読むのかな??

「笑納」はね、「しょうのう」と読むんだよ。
笑納の意味
[名](スル)人に贈り物をするとき、つまらない物ですが笑ってお納めくださいという気持ちを込めて用いる語。「別便にてお送りしました品、ご—ください」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
笑納はここに注意
どちらが笑うのか、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはとてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「笑納」の意味は、贈り物をする時に相手に笑って受け取ってほしいということなんだね。

自分が笑ったり、面白いものを渡すんじゃないんだ・・・。

つまらないものだけど、笑って受け取ってという感じみたいだね。
「笑納」の「笑」は他に「笑う・笑む」とも読みますよね。意味は、
- わらう。ほほえみ。「哄笑」など
- 謙遜をあらわす語。「笑納」など
となっています。相手に受け入れてもらう時の、謙遜語で使うこともあるようです。
「納」は他に「なっ・なん・とう・納める・納れる」とも読みます。意味は、
- 受け入れる。「納得」など
- しまいこむ。「納屋」など
- おさめる。「納税」など
- おわる。「納会」
となっています。どこかのスペースにしまう、おさめるんですね。
納得も、自分の内にしまいこむイメージができます。🧐
つまらないものですが・・・と謙遜していますが、それでも笑って受け取ってほしいという気持ちがこもっているイメージで「笑納」を覚えておきましょう!😄
「笑」は部首である「たけかんむり」に、「夭」となっています。
「たけかんむり」は、竹の種類や状態などに関する字に主に使われていますね。
「夭」は若く美しい、不幸、若くして亡くなるといった意味を持っています。
この漢字は、上が手で下が人をあらわしており、巫女が両手を上げて踊っている様子という話があるとのこと。
神さまを喜ばせるため、笑いながら踊っているみたいですね。
そう考えると、なぜ謙遜語で使われるのかも理解できます。🧐
「納」は部首である「糸」と「内」が合わさったカンタンな漢字です。
「内」は入口をあらわし、そこに糸をしまいこむイメージでセットで覚えておきましょう。
また、部首の「糸」は糸の種類や形状などに関する字に使われるため、しまうための物自体が糸で作られているのかも知れませんよね。

良い物だから喜べ!なんて、謙遜してたら言えないね。

この言葉、どう使う?
- ご笑納いただけますと幸いです。
- お礼の品をお送りしましたので、ご笑納ください。
同じ読み方の熟語👀
- 小脳・・・大脳の後下部にある、中枢神経系の一部。
- 小農・・・わずかな田畑を持ち、家族の労働力だけで農業経営を行う小規模な農業のこと。
- 樟脳・・・特異な芳香のある、無色透明の板状結晶。

これから贈り物をする時は、使ってみようかな。

わりと冗談を言い合える相手に対して使うもので、目上の相手には使わない方が良いみたいだよ。
まとめ
「笑納」は、贈り物をする時に相手に笑って受け取ってほしいということなんですね。
つまらないものですが・・・と謙遜していますが、それでも笑って受け取ってほしいという気持ちがこもっているイメージで覚えておきましょう!😄
「笑」は部首の「たけかんむり」に、「夭」です。
「たけかんむり」は、竹の種類などに関する字に主に使われていますね。
「夭」は若く美しい、不幸、若くして亡くなるといった意味を持ちます。
この漢字は上が手、下が人をあらわし、巫女が両手を上げて踊っている様子という話があるようですよ。
神を喜ばせるために、笑いながら踊っているみたいですよね。
そう考えると、謙遜語で使われる理由も分かります。🧐
「納」の「内」は入口を意味して、そこに糸をしまいこむイメージで覚えておきましょう。
部首である「糸」は糸の種類などに関する字に主に使われるため、しまうための物が糸でできているのかも知れません。