「跋扈」の意味と読み方とは?ヒントは「のさばる」

跋扈って、なんと読むのかな??

「跋扈」はね、「ばっこ」と読むんだよ。
跋扈の意味
[名](スル)《「後漢書」崔駰伝から。「跋」は越える意、「扈」は竹やな》魚がかごを越えて跳ねること。転じて、ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、はびこること。「軍閥の—」「悪辣な商売が—する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
跋扈はここに注意
どちらも1級のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「跋扈」の意味は、ほしいままに振る舞うことなんだね。

好き勝手しているってことなんだ?

そう、意味はカンタンだね。
「跋扈」の「跋」は他に「ばつ・はつ・跋む・跋える・跋く・おくがき」と読みます。意味は、
- 草を踏んで野山を歩き回る。「跋渉」
- ふみにじる。「跋扈」
- つまずく。ころぶ。
- あとがき。「跋文」など
となっています。歩くような意味が多いですね。
「扈」は他に「扈う・扈う・扈る・扈い」とも読みます。意味は、
- したがう。つきそう。
- はびこる。「跋扈」
- ひろい。
となっています。はびこるので、悪い者に従っているのかも・・・。
悪が走り回り、他を踏みにじるようにはびこっているイメージで「跋扈」を覚えておきましょう!🦹
「跋」は部首である「足」の「あしへん」に、「犮」となっています。
部首の「あしへん」は、足の状態や足を使った動作などに関する字に主に使われますね。
「犮」は犬の走るさまや、踏みつける、引き抜く意味を持つそうです。
犬が走り回り、足で踏みつけていくイメージで「跋」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
ハッハッと走りすぎて、転んでしまったのかも知れませんね。
「扈」の部首は「戸」の旧字となっており、他に「邑」となっています。
部首は、とびらや住居などに関する字に主に使われますね。
「邑」はくに、まち、うれえるという意味を持つそうです。
憂えるということは、心を痛めたり心の苦しみを人に訴えるということ。
とびらの中の国に、こんな感情が多くうまれてしまうほど悪がはびこっているイメージで「扈」を覚えてはいかがでしょうか?🧐

悪が好き勝手にのさばる世界は、イヤだよね。

この言葉、どう使う?
- 悪徳な商売が跋扈することで、有名な町だ。
- 悪徳政治家が跋扈するような世の中では、安心して暮らせない。
- いたるところに跋扈している。
「跋扈」の類語
欲しいままに振る舞う、はびこるという意味の言葉が似ていますね。
- 闊歩・・・威張って思うままに行動すること。
- 跳梁・・・好ましくないものが、のさばりはびこること。
- 猖獗・・・悪い物事がはびこり、勢いを増すこと。
「跋扈」の熟語・ことわざ・慣用句
- 跳梁跋扈・・・悪者などが勢力をふるい、好き勝手にふるまうこと。
- 跋扈柳・・・ヤナギ科の落葉高木。

どうにかして防げないかな・・・。

魚がかごを越えて跳ねることが転じているようだから、相手の方が力を持っているのかも知れないね・・・。
まとめ
「跋扈」は、ほしいままに振る舞うことなんですね。
悪が走り回り、他を踏みにじるようにはびこるイメージで覚えておきましょう!🦹
「跋」は部首の「足」の「あしへん」に、「犮」です。
部首の「あしへん」は、足の状態などに関する字に主に使われますね。
「犮」は犬の走るさま、踏みつける、引き抜く意味を持つとのこと。
犬が走り回り、足で踏みつけていくイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
ハッハッと走りすぎて、転んでしまったのかも知れません。
「扈」の部首は「戸」の旧字で、他に「邑」です。
部首は、とびらや住居などに関する字に主に使われますよ。
「邑」はくに、まち、うれえるという意味を持つとのこと。
憂えるということは、心を痛めたり心の苦しみを人に訴えるということですよね。
とびらの中の国に、このような感情が多くうまれてしまうほど悪がはびこっているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐