「渾身」の意味と読み方とは?ヒントは「すべて」

渾身って、なんと読むのかな??

「渾身」はね、「こんしん」と読むんだよ。
渾身の意味
《「渾」は、すべての意》からだ全体。全身。満身。「—の力を振り絞って抵抗する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
渾身はここに注意
「渾」は1級のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
書くことはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「渾身」の意味は、全身のことなんだね。

「渾」に、全部って意味があるの?

そうなんだ、下で見てみよう!
「渾身」の「渾」は他に「渾じる・渾る・渾て」とも読みます。意味は、
- まじる。にごる。「渾沌」など
- すべて。「渾身」など
- 大きい。「雄渾」など
となっています。全てが混ざり、大きくなったのかも知れませんね。
「身」は他に「み」とも読みますよね。意味は、
- からだ。「全身」など
- 自分。「自身」など
- なかみ。物の本体。「刀身」など
- 身分。「独身」など
となっています。からだのことですよね。
からだ全ての部位をイメージして「渾身」と覚えておきましょう!🧐
「渾」は部首である「さんずい」に、「軍」となっています。
部首の「さんずい」は水の状態や河川など、水に関する字に主に使われますよね。
「軍」は兵士の集団であり、陣取ることや戦いの意味を持ちます。
「軍」が兵士の集団であるように、水がすべて集まったイメージで「渾」を覚えておきましょう!💧
混ざることから、「混」と同じ読み方ができると覚えておくのも良さそうです。
「身」は、人のからだを意味して成り立ったそうですよ。🧐

すべてが混ざり合って「渾」になるんだね。

この言葉、どう使う?
- 渾身の力を振り絞って抵抗した。
- 渾身の力を注がなければ、成功しなかっただろう。
- 渾身の力でぶつかってきた。
「渾身」の類語
からだ全体、という意味の言葉が似ていますね。
- 全身・・・からだ全体のこと。
- 満身・・・からだじゅう。
- 総身・・・からだ全体。
同じ読み方の熟語👀
- 今身・・・現世でのからだ。
- 混信・・・無線電話やラジオなどの無線通信で、異なった発信源からの送信がまじって受信されること。
- 懇親・・・親しみ合うこと。

何で「軍」なんだろうとか、そういった謎が解けてスッキリしたよ!

使えそうな漢字だから、渾身の力で覚えよう!
まとめ
「渾身」は、全身のことなんですね。
からだ全ての部位をイメージして覚えておきましょう!🧐
「渾」は部首の「さんずい」に、「軍」です。
部首の「さんずい」は、水に関する字に主に使われますよね。
「軍」は兵士の集団や、陣取ることや戦いの意味を持ちます。
「軍」が兵士の集団なので、水がすべて集まったイメージで覚えておきましょう!💧
混ざることから、「混」と同じ読み方ができると覚えておくのもアリですね。
「身」は、人のからだを意味して成り立ったみたいです。🧐