「丹款」の意味と読み方とは?ヒントは「心」

丹款って、なんと読むのかな??

「丹款」はね、「たんかん」と読むんだよ。
丹款の意味
まごころ。赤心。赤誠。誠意。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
丹款はここに注意
「款」の持つ意味に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「款」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「丹款」の意味は、偽りのない心のことなんだね。

「款」って、大事な文書とかで見る漢字のような・・・。

心に関係する意味もあるんだね。
「丹款」の「丹」は他に「に・あか・まごころ」とも読みます。意味は、
- あかい色。「丹朱」など
- まごころ。「丹念」など
- よく練り上げたお薬。不老不死の薬。「丹薬」など
- 鉱物のひとつ。「丹砂」など
- 丹波国。「丹州」
となっています。まごころ、という意味は「丹念」にも使われていますよね。
「款」は他に「まこと・款ぶ・款く・款す」とも読みます。意味は、
- 打ち解けたこころ。まごころ。「款談」など
- 楽しむ。「款待」など
- たたく。
- きざむ。しるす。「款識」など
- 法令などの箇条書き。また予算の文書分類の単位の1つ。
となっています。心に関する意味もあるようですね。
打ち解けられるほどよく練り上げられた関係性になったので、ウソ偽りない心で接することができるイメージで「丹款」と覚えておきましょう!🫀
「丹」は「舟」からパーツを減らしましょう。😁「船」の左側ですね!
「丹」は丹砂を取るための井戸の象形となっているそうですよ。🧐
「款」は部首である「欠」の「あくび」に、「士」と「示」になっています。
部首の「あくび」は、口を開いてする動作に関する字に主に使われるそうですよ。
「士」は成人男性や知識の優れた人、「示」は教える意味を持っていますね。
あくびをするように、大きな口を開けてありのままの姿でいることから、親しむなどを意味して「款」が成り立ったという話がありますよ。🧐
法令などの文書を作成するような優れたしっかりとした人でも、親しい人と話す時は口を大きく開けてありのままの姿で話すイメージで覚えてはいかがでしょうか?😄

良い関係を築けているね。

「丹款」の類語
まごころ、という意味の言葉が似ていますね。
- 赤心・・・ありのままの心のこと。
- 赤誠・・・少しもウソ偽りのない心のこと。
- 誠意・・・正直に熱心に事にあたる心のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 胆管・・・肝臓でつくられた胆汁を十二指腸へ運ぶ、通路のこと。
- 貪官・・・欲が深く、わいろなどをむさぼる役人のこと
- 短観・・・日銀短観の略。
- 単簡・・・単純で分かりやすいこと。
- 単館・・・1つの映画館で、特にミニシアターなどの映画配給会社の系列ではない映画館の1つ1つ。
- 桶柑・・・ミカン科の常緑樹で、ポンカンとネーブルの交雑によるタンゴールの一種。

「款」の部首なんて、気にしたこと無かったなぁ・・・。

部首を見るとイメージできることって、結構あるよね。
まとめ
「丹款」は、偽りのない心のことなんですね。
打ち解けられるほどよく練り上げられた関係性になったので、ウソ偽りない心で接するイメージで覚えておきましょう!🫀
「丹」は丹砂を取るための、井戸の象形みたいです。🧐
今回は「舟」からパーツを減らしてみてください。😁
「款」は部首の「欠」の「あくび」に、「士」と「示」です。
部首の「あくび」は、口を開いてする動作に関する字に主に使われるとのこと。
「士」は成人男性や知識の優れた人、「示」は教える意味を持ちます。
あくびのように、大きな口を開けてありのままの姿でいることから、親しむなどを意味して成り立ったという話がありますよ。🧐
法令などの文書を作成するようなしっかりとした人でも、親しい人と話す時は口を大きく開けてありのままの姿で話すイメージで覚えても良さそうですよね。😄