「妖孽」の意味と読み方とは?ヒントは「不吉」

妖孽って、なんと読むのかな??

「妖孽」はね、「ようげつ」と読むんだよ。
妖孽の意味
あやしい災い。また、不吉なことが起こる前ぶれ。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
妖孽はここに注意
「孽」は1級のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
「孽」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「妖孽」の意味は、わざわいが起こる前ぶれのことなんだね。

確かに妖しそうではあるけど・・・。

これから起こるっていう意味が、どこかにあるんだよね。
「妖孽」の「妖」は他に「妖しい・妖かしい・妖い」とも読みます。意味は、
- あやしい。「妖怪」など
- 色気があってなまめかしい。「妖艶」など
- わざわい。「妖孽」
となっています。普通とは異なる雰囲気を持っていますよね。
「孽」は他に「ひこばえ・わきばら・孼い」とも読みます。意味は、
- ひこばえ。切り株から出た芽。
- わきばら。正妻以外から生まれた子。
- わざわい。
- 悪い。
となっています。今回の「孽」は、「孼」の異体字となっています。
切り株から出た芽がこれから育っていくように、これから不吉なことが起こる前ぶれが芽生えたイメージで「妖孽」と覚えてはいかがでしょうか?🌱🐈⬛
「妖」は部首である「女」に、「夭」となっています。
部首の「女」は、女性に関する字に主に使われますよね。
「夭」は、若く美しいことや災難、若くして亡くなる意味を持ちます。
みずみずしく美しいことや、女性が関係する不思議で魅力的、不吉な何かを持つ意味で「妖」が成り立ったという話がありますよ。🧐
「孽」は部首である「子」に、「薛」となっています。
部首の「子」は、子供や子孫などに関する字に主に使われますね。
「薛」はヨモギや、砂浜や海浜に生じる草の1種の意味を持つそうです。
草の1種とのことなので、切り株から出た芽を子供に例えて「孽」を覚えてはいかがでしょうか?🧐

これから起こるみたいだね。

同じ読み方の熟語👀
- 要月・・・農事に忙しい月のこと。
- 陽月・・・陰暦10月の異称。

これから不吉なことが起こるだなんて、イヤだなぁ。

芽生えてしまったから、どうしようもないかも知れないね。
まとめ
「妖孽」は、わざわいが起こる前ぶれのことなんですね。
切り株から出た芽がこれから育つように、これから不吉なことが起こる前ぶれが芽生えたイメージで覚えてはいかがでしょうか?🌱🐈⬛
「妖」は部首の「女」に、「夭」です。
部首の「女」は、女性に関する字に主に使われますね。
「夭」は若く美しい、災難、若くして亡くなる意味を持ちます。
みずみずしく美しいことや、女性が関係する不思議で魅力的、不吉な何かを持つ意味で成り立ったという話がありますよ。🧐
「孽」は部首の「子」に、「薛」です。
部首の「子」は、子供などに関する字に主に使われますね。
「薛」はヨモギや、砂浜や海浜に生じる草の1種の意味を持つとのこと。
草の1種なので、切り株から出た芽を子供に例えて覚えてはいかがでしょうか?🧐