「勁草」の意味と読み方とは？ヒントは「堅固」

2025年4月28日

勁草けいそうの意味

風雪に耐える強い草。また、思想・節操の堅固なたとえ。「疾風に—を知る」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

勁草けいそうはここに注意

「勁けい」は１級なので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

「勁けい」の読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「勁草けいそう」の「勁けい」は他に「勁つよい」とも読みます。意味は、

• 力が強い。かたい。するどい。「勁弓けいきゅう」など

となっています。とても力が入っているようですね。

「草そう」は他に「くさ」とも読みますよね。とってもカンタンですが、意味は、

• くさ。「嫩草どんそう」など
• はじまり。「草創そうそう」など
• 文章などの下書き。「草案そうあん」など
• あらい。「草庵そうあん」など
• 書体の１つ。「草書そうしょ」など

となっています。ご存じのように草の意味がありますが、他にも始まりであったり、粗あらいといった意味を持ちますよね。

軽装けいそうにも見えるのにとても力が入っていて、強い風雪にも耐えてしまうような力強い草をイメージして「勁草けいそう」と覚えてはいかがでしょうか？🌱

「勁けい」は部首である「力」に、「巠けい」となっています。

部首の「力」は、力があることや力を使った動作などに関する字に主に使われますね。

「巠けい」は地下水や、まっすぐ立った波の意味を持ちます。

まっすぐで力強いことから、「勁けい」が成り立ったそうですよ。💪

「草そう」は部首である「くさかんむり」に、「早」となっていますね。

日が昇ったばかりの、まだ早い時間帯に芽生えた草をイメージしてみましょう！

そこから、生えはじめ、つまり始まりの段階をイメージすることもできますね。😆

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この言葉、どう使う？

• 勁草けいそうは、多くの人に踏みつぶされてしまった。
• 勁草けいそうのように生きなさい。

「勁草けいそう」の類語

自分の思想などを固く守る、という意味の言葉が似ていますね。

• 志操しそう・・・自分の主義や主張などを固く守って、変えない心のこと。

同じ読み方の熟語👀

多いので、ここでは７つのみ並べます。

• 軽躁けいそう・・・落ち着きがなく騒がしいこと。
• 鶏窓けいそう・・・書斎の窓。
• 継走けいそう・・・リレー競走。
• 軽装けいそう・・・身軽な服装のこと。
• 係争けいそう・・・訴訟そしょうで、当事者間で争うこと。
• 啓奏けいそう・・・天子に意見を申し上げること。
• 敬相けいそう・・・動詞の表す動作の意味に加えられる敬譲の意を表す形式。

「勁草けいそう」の熟語・ことわざ・慣用句

• 疾風しっぷうに勁草けいそうを知る・・・書から、激しい風が吹いてはじめて、丈夫な草が見分けられること。苦しいことがあってはじめて、その人の強さが分かる、ということ。
• 疾風勁草しっぷうけいそう・・・上に同じ。

まとめ

「勁草けいそう」は吹雪などに耐える強い草や、思想などが堅固けんごなことのたとえなんですね。

軽装けいそうにも見えるのにとても力が入っていて、強い風雪にも耐えてしまうような力強い草をイメージして覚えてはいかがでしょうか？🌱

「勁けい」は部首の「力」に、「巠けい」です。

部首の「力」は、力を使った動作などに関する字に主に使われますね。

「巠けい」は地下水、まっすぐ立った波の意味を持つとのこと。

まっすぐで力強いことから成り立ったそうですよ。💪

「草そう」は部首の「くさかんむり」に、「早」です。

日が昇る、まだ早い時間に芽生えた草をイメージしてみましょう！

生えはじめ、始まりの段階をイメージすることもできますよね。😆