「面皰」の意味と読み方とは?ヒントは「毛穴」
面皰って、なんと読むのかな??
「面皰」はね、「にきび」と読むんだよ。
面皰の意味
思春期の男女の顔・胸・背の毛包に生じる小さな丘疹 (きゅうしん) や膿疱 (のうほう) 。皮脂の分泌が増えて毛穴に詰まり、炎症を起こしたもの。尋常性痤瘡 (じんじょうせいざそう) 。面皰 (めんぽう) 。アクネ。
[補説]毛穴が詰まり、分泌された皮脂が毛穴の奥にたまって膨らんだものを白にきび、たまった皮脂が毛穴を押し広げて空気に触れ、酸化して黒く見えるものを黒にきびという。そこから移行して、細菌が増殖し毛穴やその周囲に炎症が起きたものを赤にきびという。膿が出たり痛みを伴うことが多い。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
面皰はここに注意
「皰」は難しい漢字なので、間違えずに覚えましょう。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「皰」の漢字が難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「面皰」の意味は、思春期の人の顔などで毛穴がつまり、炎症をおこしたものなんだね。
僕は今もできるなぁ。目立つから恥ずかしいんだよね。
・・・そういえば昔はあったなぁ。
「面皰」の「面」は、「めん・べん・おも・おもて・つら・も」と読みますよね。意味も大体ご想像どおりで、
- おもて。人の顔。「面相」など
- 顔につけるかぶりもの。「仮面」など
- 向いている方向。「正面」など
- 向き合う。「面会」など
- 物の広がった部分。「面積」など
- 表面にかかれたもの。「書面」など
となっています。顔意外に、向いている方向などの意味もありますよね。
「皰」は他に「ほう・にきび・もがさ」と読みます。意味は、
- 顔にできるふきでもの。「面皰」
- もがさ。「皰瘡」
となっています。こちらはそのまま、ニキビとも読めるのですね!
ただ、「皰」単体だと覚えにくいと思います。なので顔をあらわす「面」と組み合わせて、人の顔にできるふきでものをイメージして「面皰」と覚えましょう!
「面」はカンタンですよね、四角の箱の中にハシゴをかけてあげましょう。
ちなみに、中のハシゴのようなものは頭部を、その周りは顔の輪郭をあらわしているそうです!😀
「皰」は難しいです・・・。なので、パーツに分けて覚えましょう!
「皮」と「勹」を書き、「勹」の中に「巳」をいれてください。「包」の中が、別のものに置きかわっているようですので、注意です!
ちなみに、「巳」という文字を見たことはありませんか?これとは別の読み方です!
十二支でヘビに使われていますよね。😄
そう、「巳」です。
ですので、ヘビを包む皮をイメージしてみるのもアリです!🐍
皰だけで覚えても大丈夫だよ、焦らずいこうね。
この言葉、どう使う?
- ちゃんと洗っているつもりなんだけど、また面皰ができちゃった・・・。
- 同じところに面皰ができるんだけど、これってなんなんだ?
- 面皰つぶれちゃった、どうしよう・・・。
「面皰」の類語
できものの意味をもつ言葉が似ています。
- 吹き出物・・・皮膚にできる小さなできもののこと。
「面皰」の熟語・ことわざ・慣用句
- 面皰蜱・・・ニキビダニ科のダニのことだが、ニキビの原因になるとは限らないそう。
ちゃんと清潔にしないといけないね・・・。
面皰はつぶれると痛いからね。ちゃんと洗ってもらおう。
まとめ
「面皰」は思春期の人の顔などで毛穴がつまり、炎症をおこしたもののことなんですね。
顔を意味する「面」に「皰」を組み合わせて、人の顔にできるふきでものをイメージして覚えましょう!
「面」は四角の箱の中に、ハシゴをかけます。
中のハシゴのようなものは頭部を、その周りは顔の輪郭をあらわしているみたいです!😀
「皰」は「皮」と「勹」を書いて、「勹」に「巳」を入れましょう。
「包」とは、また違っていますよね。
「巳」は十二支でヘビに使われています。「巳」ですね。😄
ヘビを包む皮をイメージしてみるのも面白いですね!🐍
面皰って、できるとイヤですよね。😫
毎日ちゃんと、顔を洗うようにしましょう!
ちなみに、無理に漢字でかかずに、カタカナでも何も問題ありません。でも読み方は覚えておきたいですね!