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「輻輳」の意味と読み方とは?ヒントは「集中」

2024年6月17日

ナヤミィ

輻輳って、なんと読むのかな??

フクロウ

「輻輳」はね、「ふくそう」と読むんだよ。

輻輳ふくそうの意味

1 [名](スル)《車の輻 (や) が轂 (こしき) に集まる意》四方から寄り集まること。物事がひとところに集中すること。「雑務が―する」

2 《congestion》電話やインターネットなどの回線において、多数の利用者が特定の時間帯に集中することにより処理可能な容量を超え、不具合が生じたり機能が停止したりすること。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

輻輳ふくそうはここに注意

どちらも見慣れない漢字です。間違えずに覚えたいですが・・・、それぞれ右側を見れば読み方は何となくわかるのではないでしょうか?

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

どちらもあまり見かけない漢字のため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「輻輳ふくそう」の意味は、1つのところに集中することなんだね。

ナヤミィ

この2つでそうなるの?なんでだろう。

フクロウ

下で説明するよ!


輻輳ふくそう」の「ふく」は他に「や」とも読みます。意味は、

  • 車輪しゃりんの矢。「車輻」など
  • 車の矢のように、1箇所に集まること。「輻輳ふくそう

となっています。これは、スポークとも言う車輪しゃりんを構成する部品の一部のことみたいですね。

例えば、車のタイヤを見てみましょう。外側から中心に向かって伸びる複数の棒状のものがありますよね?そこがスポークです。

そう」は他に「あつまる」とも読みます。意味は、

  • 車のがあつまる。「輻輳ふくそう

となっています。もつ意味は少ないです。

この車輪しゃりんが真ん中に集まるイメージで、1箇所に集中することが「輻輳ふくそうと言われています。

他にも、インターネットなどの回線で多数の利用者が特定の時間に集中することで容量を超えてしまい、不具合がおきることも「輻輳ふくそう」と言います。

漢字の書き方、読み方は少し難しそうですが・・・?🤔

輻輳ふくそう」はどちらも部首である「車」、という漢字が入っていることがわかります。

これは車輪のが集まることという意味があるのを考えると、車が入っているのは納得なっとくできるのではないでしょうか。

ふく」はその車の他に、「ふく」という漢字が並んでいます。読み方が同じですね~。😉

そう」は車の他に、「そう」という漢字が並んでいます。こちらも読み方が同じです、覚えやすいですね!他に「かなでる」とも読みます。

この場合、まずは車以外の漢字を覚えておきましょう!

ふく」はどこかで見たことがありませんか?「ふく」にも使われていますよね。

「畐」には満ちる、といった意味もあります。車輪にはがたくさんありますので、こので満ちているとイメージして覚えるのはいかがでしょうか?

そう」は「吹奏楽すいそうがく」にも使われています。「奏」には差し出すといった意味もありますので、車のをあつめて、真ん中に差し出すとして覚えてみるのも良いですね!

どちらも、よく耳にしたことがある言葉ではないでしょうか?そう考えると、覚えやすそうですよね。😁

フクロウ

車はつけるとして、その右に何を書くか。覚えておこう!

輻輳の覚え方イメージ
このように、外側から中心に伸びている部分が「」になります。中心に集中していますよね!

この言葉、どう使う?

  • 利用者が一気に集まって輻輳ふくそうがおきてしまい、問題がしょうじた。
  • 小さなものから大きなものまで、さまざまな雑務が輻輳ふくそうする。
  • 今回、なぜ輻輳ふくそうがおきたのか?その原因を探っていきましょう。

輻輳ふくそう」の類語

集まること。他には、集まっていてとても混雑している。というのも似ていますね。

  • 収束しゅうそく・・・まとまること。
  • 渋滞じゅうたい・・・とても混雑していて流れがとどこおっており、なかなか進まないこと。
  • 収斂しゅうれん・・・縮むこと。1つにまとまること。

輻輳ふくそう」の対義語

輻輳ふくそう」は1つのところに集中することなのに対して、こちらは他にも広がることになります。

  • 伝播でんぱ・・・広く伝わっていくこと。
  • 拡散かくさん・・・散らばって広がること。

同じ読み方の熟語👀

  • 服装ふくそう・・・服を着たときの様子。
  • 複層ふくそう・・・性質の違った層が重なっていること。
  • 副葬ふくそう・・・死んだ人が生前に愛用していた物を、一緒に埋葬まいそうすること。
  • 福相ふくそう・・・裕福に見える顔つき。
  • 伏奏ふくそう・・・天子の御前にひれ伏し、奏上すること。
ナヤミィ

見た感じは難しそうだったんだけど、よく見たら知っているパーツだけで作れたね!

フクロウ

いっけん複雑でも、よく見るとそうでないことも。面倒くさがらずに見てみようね。

まとめ

輻輳ふくそう」は、1つのところに集中することなんですね。

車輪の「」が中心に集まるイメージで覚えておきましょう!

インターネットなどの回線で、多数の利用者が特定の時間に集中して容量を超えて不具合がおきることも「輻輳ふくそう」と言いますよ。

輻輳ふくそう」は、どちらも部首の「車」が入っていますよね。

車輪のが集まることから考えると、車が入っているのは納得なっとくできます。

ふく」は車の横に「ふく」が並んでいます。

そう」は車の横に「そう」が並んでいます。

どちらも、同じ読み方ができる漢字が並んでいますね!

ふく」は「ふく」にも使われています。

「畐」には満ちる、といった意味もあります。車輪にはがたくさんあるので、こので満ちているイメージをしてみましょう。

そう」は差し出すといった意味もあるので、車のをあつめ、中心に差し出すイメージで覚えてみるのも良いですね!

これを書く前に、ニュースで「輻輳ふくそう」という言葉がとりあげられていたことがあります。

投稿日を見たら、なぜかが分かりそうですね!🧐

集まりすぎると、問題も起きてしまう。というのが分かる一件でした。


こちらはいかがでしょうか?

タイヤと言えば、例えば自転車の空気を入れるのはちょっと面倒ですよね。😅

よくある空気入れはちょっと縦長で、収納場所に困ることもあります・・・。

こちらだとサイズが小さくコンパクトで、しかもボタンを押すだけで空気入れが終わってしまいます。

自転車だけかと思ったら、車や車椅子にも対応しているみたいです。😮

ハンズフリーで手が空くので、これならとっても楽ができるのでは・・・!

フクロウ
フクロウ

昔は物置から引っ張り出して、疲れながら空気をいれていたのがウソみたいだ・・・。



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Posted by 管理人