「丹田」の意味と読み方とは?ヒントは「体」
丹田って、なんと読むのかな??
「丹田」はね、「たんでん」と読むんだよ。
丹田の意味
へその少し下のところで、下腹の内部にあり、気力が集まるとされる所。「臍下 (せいか) ―」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
丹田はここに注意
どちらも音読みで読んでください。「たんた」などというように、読み間違えないようにしましょう。
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
漢字はとてもカンタンですが、読み間違える可能性があるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「丹田」の意味は、へその下辺りにある気力が集まると言われている場所のことなんだね。
言葉は知っていたけど、場所はうろ覚えだったなぁ。
聞いたことがある人は多そうだよね!
「丹田」の「丹」は他に「に・あか・まごころ」とも読みます。丹と丹の2つ以外はご存じでしたか?意味は、
- あかい色。「丹朱」など
- まごころ。「丹念」など
- よく練り上げたお薬。不老不死の薬。「丹薬」など
- 鉱物のひとつ。「丹砂」など
- 丹波国。「丹州」
となっています。まごころ、という意味は「丹念」にも使われていますよね。
「田」は他に「た・田り・田る」とも読みます。田はもちろんご存じですよね。意味は、
- たはた。「田園」など
- 特定のものが産出される土地。「塩田」など
- いなか。「田舎」など
- かる。「田猟」
となっています。狩りは、あまり浸透していないかもしれないですね。🤔
「丹田」というのは、丹を耕すための田というように、丹薬という不老不死の薬を産出するための田んぼをあらわしています。
力や健康のために、お腹を田んぼに例えて気力を集めて練り上げるイメージで・・・そうすれば、不老不死や長生きに繋がるかも知れません。それが、気力が集まるとされている下腹部のことなんです。
「丹田」はどちらも画数が少なく、とてもカンタンな漢字となっています。
本サイトではパーツを組み合わせて漢字を覚えたりしていますが、今回の場合「丹」は「舟」からパーツを減らしましょう。😁「船」の左側ですね!
「丹田」に集中し心を落ち着かせてすっきりするように、「舟」もすっきりさせるイメージです!
ちなみに、「丹」は丹砂を取るための井戸の象形となっているそうですよ。🧐
「田」は見たまま、田んぼなどの農作物のための土地をあらわしています。
知っている漢字からパーツを減らす方が、覚えやすいかな?
この言葉、どう使う?
- うまくなりたければ、丹田を使うのです。
- だ、だめだ・・・丹田に力がはいらない・・・。
- 心を落ち着かせるために、丹田呼吸法を使ってみましょう。
「丹田」の類語
へその下辺り、お腹辺りという意味の言葉が似ていますね。
- 下腹部・・・下腹の部分。
- 御中・・・腹を丁寧にいう場合の言葉。
- 臍下・・・へその下辺りのこと。
同じ読み方の熟語👀
- 炭田・・・価値のある石炭層がある地域のこと。
- 単伝・・・仏の教法を1人の僧だけが受け継ぐこと。また、心から心へ伝えること。
「丹田」の熟語・ことわざ・慣用句
- 臍下丹田・・・へその下あたり。
「丹田」はとってもカンタンだったね!
そうだね、やっぱり画数が少ない漢字は覚えやすい!
まとめ
「丹田」は、へその下辺りにある気力が集まると言われている場所のことなんですね。
「丹田」は丹をたがやすための田から分かるように、丹薬という不老不死の薬を産出するための田んぼをあらわしているみたいですね。
健康や力を得るために、腹を田に例えて気力を集めているイメージです。
長生きに繋がるかも知れない・・・。それが、気力が集まるとされている下腹部のことです。
「丹」は丹砂を取るための、井戸の象形みたいです。🧐
今回は「舟」からパーツを減らしてみてください。😁
「丹田」に気力を集中して心を落ち着かせ、すっきりするように「舟」もすっきりさせるイメージです!
「田」は田んぼなど、農作物のための土地をあらわしています。
丹田は武術でも意識しますね。スポーツでも、ヨガでも使われています。
ヨガでもということはつまり、丹田を意識することは普段の生活に取り入れても役に立つ、ということではないでしょうか。😀
これからは、たまに気にしてみましょう!