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「虎落」の意味と読み方とは?ヒントは「竹」

2024年10月2日

ナヤミィ

虎落って、なんと読むのかな??

フクロウ

「虎落」はね、「もがり」と読むんだよ。

虎落もがりの意味

《語源未詳みしょう。中国で粗い割り竹を組んで作った垣をいう「虎落」の用字を転用したもの》

1 竹を筋違いに組み合わせ、縄で結び固めた柵 (さく) や垣根。

2 特に紺屋こうやで、枝つきの竹を立て並べ、物を掛けて干すもの。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

虎落もがりはここに注意

そのまま読んでも「もがり」とは言わないので覚えにくいです、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

漢字はそこまで難しくありませんが、読むのが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「虎落もがり」の意味は、竹を組み合わせて作ったさく垣根かきねのことなんだね。

ナヤミィ

どこに竹の要素があるんだろう・・・?

フクロウ

見当たらないよね?どこだと思う?


虎落もがり」の「虎」は他に「こ・とら」と読みます。動物にいますよね!意味は、

  • トラ。または、たけだけしいものの例えに使う。「猛虎もうこ」など

となっています。虎は格好良くもありますが、同時にたけだけしいため恐ろしくもありますね😖

「落」は他に「らく・おちる・おとす・さと」と読みます。意味は、

  • ものが上から下に落ちる。「落下」など
  • 敗れる。失う。「堕落だらく」など
  • ぬける。はずれる。「落伍らくご」など
  • できあがる。「落着らくちゃく」など
  • 人が集まるところ。「集落」など

「落」は他にも意味がありますが、長くなってしまうので今回はここまでに。それでも、さまざまな意味があるのが分かりますね。

虎落もがり」は語源が不詳ふしょうとのことですが、竹を組み合わせて並べて相手の侵入を防ぐため使われていた、という話もあります。

そこから連想して、虎が落下するのを防ぐための、竹を組み合わせて作ったさくをイメージしてみてはどうでしょうか?

「虎」は少し覚えにくそうです。まず「とらかんむり」という部首を書きましょう。これは、「虎」の下にある「ル」の上にある部分のことです。上のかんむり部分と、七が書いてある部分ですね。その下に、「ル」をかいてあげましょう。

らく」は部首である「くさかんむり」に、「らく」となっています。

らく」にはつらなるという意味の他に、中国の川の名でも使われています。この漢字の中には、水に関係する「さんずい」がありますね。

上にある「草」が、川の流れとともに下に向かってくる。そこから、落ちてくるイメージで「らくを覚えておきましょう。🍂

読み方は大変覚えにくいと思いますが・・・、さきほどのイメージにさらに追加しましょう。

藻刈もがりをする虎が落下するのを防ぐため、というイメージに更新お願いします。😀

フクロウ

イメージの情報量が多くなってしまったかな・・・。

虎落の覚え方イメージ
緑のが(のつもり)です・・・!

虎落もがり」の類語・・・?

虎落もがりに関係する言葉になります。

  • 虎落竹もがりだけ・・・虎落もがりに使われている竹のこと。
  • 虎落笛もがりぶえ・・・激しい風が虎落もがりにあたって発生する笛のような音のこと。

同じ読み方の熟語👀

  • 強請もがり・・・ゆすり、たかりのこと。
ナヤミィ

どんなものか、イメージはしやすかったよ!

フクロウ

ぱっと見た感じは何のことか分からなかっただろうけど、これなら忘れないのではないかな?

まとめ

虎落もがり」は、竹を組み合わせて作ったさく垣根かきねのことなんですね。

竹を組み合わせて並べ、相手の侵入を防ぐため使われていた、という話もあります。

そこから連想して、虎が落下するのを防ぐために竹を組み合わせて作ったさくをイメージして覚えてみましょう!

「虎」は「とらかんむり」という、上のかんむり部分と七が書いてある部分の部首を書き、その下に「ル」をかいてあげましょう。

らく」は部首の「くさかんむり」に「らく」で、「らく」は中国の川の名でも使われています。この漢字の中に、水に関係する「さんずい」がありますよね。

上にある「草」が、川の流れとともに下に落ちてくるイメージで「らく」を覚えておきましょう。🍂

覚えるのが難しいこともあり、イメージするものが多くなってしまいました。

ですが、ちょっと変わったイメージ図であれば頭の中に残りやすいかも知れませんよ・・・!🤗

二文字

Posted by 管理人