「黄泉」の意味と読み方とは?ヒントは「世界」
黄泉って、なんと読むのかな??
「黄泉」はね、「よみ」と読むんだよ。
黄泉の意味
死後、その魂が行くとされている地下の世界。冥土 (めいど) 。泉下 (せんか) 。よみのくに。よもつくに。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
黄泉はここに注意
読み方に注意しましょう!ちなみに、「こうせん」と読むこともできます。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
言葉は聞いたことのある方が多いと思いますが、漢字の読み方に少し注意が必要なため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「黄泉」の意味は、死んだあとに魂が行くとされている世界のことなんだね。
言葉は本とかでみたことがあるよ!
この言葉と意味、知っている人は多そうだね。
「黄泉」の「黄」は他に「こう・おう・き・こ」とも読みます。色で良く使われていますね。意味は、
- 黄色。「黄土」など
- 黄色になる。「黄変」など
となっています。黄色に関係することに使われる、と覚えておけば問題ありませんね😀
「泉」は他に「せん・いずみ」と読みます。意味は、
- 地中からでてくる水。「温泉」など
- 温泉のこと。「泉質」など
- あの世のこと。「黄泉」など
となっています。ここで、あの世に使われることがわかりました。
なぜこの漢字になったのか?という疑問が出てきているでしょう。
これは、古代中国で死者がいく地下世界のことを地下の泉、「黄泉」と読んでおり、それが日本に伝わった際に死後の世界という「よみ」が当てはめられたと言われています。つまり、漢字自体は当て字なんですね!🧐
「黄泉」と読むのはなかなか難しいかも知れません。ここで、他の関係する言葉を見てみましょう!
「よみがえる」という言葉がありますよね?死んだ者が生き返ったり、一度は無くなりかけたものが再び盛んになる時に使われる言葉です。
不死鳥と言えば、分かりやすいかも知れません。この言葉は、「黄泉から帰る」という意味があります。
ですので、「蘇る」=「黄泉がえる」とイメージすると楽に覚えられるのではないでしょうか。
他の言葉とくっつけて覚えてみよう!
この言葉、どう使う?
- 音も光も無い・・・、黄泉への道っていうのは、こういうものなのかも知れないな。
- 死後に行く世界のことを、黄泉と読んでいました。ここ、テストに出しますよ!
- この扉は、黄泉の国へと繋がっているんだ。
「黄泉」の類語
死後いくとされている世界のことが似ていますね。
- 冥途・・・死んだ人の魂の行く世界のこと。
- 彼の世・・・死んだ後にいくとされている世界のこと。
- 冥府・・・死んだ後の世界のこと。
「黄泉」の対義語
「黄泉」は死後の世界なのに対して、こちらは今生きているこの世になります。
- 現世・・・この世のこと。
僕は、まだ何にも考えてなかったなぁ。
これは、人によって考え方が違うだろうね。
まとめ
「黄泉」は、死んだあとに魂が行くとされている世界のことなんですね。
古代中国で死者がいく地下世界のことを地下の泉、「黄泉」と読んでおり、それが日本に伝わり死後の世界という「よみ」が当てはめられたと言われています。
つまり、漢字自体は当て字みたいですね。🧐
「よみがえる」という言葉があります。
死人が生き返ったり、一度は無くなりかけたものが再び盛んになる時に使われる言葉ですよね。
不死鳥は分かりやすいかも知れません。この言葉は、「黄泉から帰る」という意味があります。
「蘇る」=「黄泉がえる」とイメージしてみましょう!
言葉は知っていた方が多数だと思います。ですが、漢字をはっきりと覚えていなかったのではないでしょうか?
「黄泉がえる」とイメージするととても覚えやすいので、こちらで覚えておきましょう!