「未詳」の意味と読み方とは?ヒントは「わからない」
未詳って、なんと読むのかな??
「未詳」はね、「みしょう」と読むんだよ。
未詳の意味
まだはっきりしないこと。まだつまびらかでないこと。「成立年代―の物語」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
未詳はここに注意
「未」を「末」と書き間違えないようにだけ、注意しましょう。
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
どちらも音読み、漢字もカンタンに書けるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「未詳」の意味は、まだはっきりとしないことなんだね。
これは、漢字をみただけで何となく理解できたよ!
良いね!念のため、すこし詳しく見ていこう。
「未詳」の「未」は他に「び・未だ・未だ・ひつじ」とも読みます。意味は、
- まだ。「未来」など
- 十二支のひつじのこと。
となっています。まだ~しない、という意味で使われていますね。
「詳」は他に「詳しい・詳らか」と読みます。詳らかはあまり聞きなれないかも知れませんね。意味は、
- 細かいところまで。くわしい。「詳細」など
となっています。こちらはそのままですね。
いまだに詳しいところまでは分からないというイメージで「未詳」と覚えましょう。
漢字はとてもカンタンですが、唯一注意点があるとすれば「未」と「末」を間違えないようにする、という点だけです。ちなみに、「未」は「きへん(木)」が使われており、それに「一」が追加されているだけの文字になっています。
ちなみに、「未」は木に生えた若い枝から、若い、いまだ、という意味の「未」が成り立ったそうですよ。👶
「詳」も「言」に「羊」を並べるだけですね。ただ、先程挙げた十二支のひつじの「未」ではありません。
問題無いはずですが、覚えておきましょう😉
この説明で、未詳なことは無いかな?
この言葉、どう使う?
- 今回の事件の動機については未詳だが、これから明らかにされてゆくだろう。
- この界隈も人が増えてきたし、未詳なこともこれから解決されていくといいなぁ。
- 成立年代が未詳の物語がある。何を調べたらわかるだろうか。
「未詳」の類語
分からない、分かっていない。という意味の言葉が似ていますね。
- 不詳・・・はっきりとしないこと。明らかになっていないこと。
- 不明・・・わからないこと。
- 未知数・・・まだわからない。予想がつかないこと。
「未詳」の対義語
「未詳」はまだはっきりと分からないことなのに対して、こちらはすでに分かっていることになります。
- 既知・・・もうすでに知られていること。
同じ読み方の漢字👀
- 実生・・・種子から発芽して生じた植物。挿し木・取り木に対していう。みばえ。
- 未生・・・まだ生まれないこと。まだこの世に生をうけないこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
まだわかっていないことを調べるのって、大変だよね・・・!
そうだね。その過程も楽しめるような人のおかげで、いろいろ分かっているんだと思うよ。
まとめ
「未詳」は、まだはっきりと分かっていないことなんですね。
いまだに詳しいところまでは判明していない、というイメージで覚えましょう!🧐
「未」は木に生えた若い枝から、若い、いまだ、という意味が。👶
「詳」は「言」に「羊」を並べるだけですね。
まだわかっていない、と聞くとなんだかムズムズしませんか?
興味が無いことについてはそれほど・・・ですが、自分が興味をもっているものでまだ分かっていないのは知りたくなってしまいますよね🤩
解明が難しいこともありますが、そういったものは次々と明らかになってほしい反面、知らなかった方が良いこともあるのでしょうね・・・!