「竜象」の意味と読み方とは?ヒントは「徳」
竜象って、なんと読むのかな??
「竜象」はね、「りゅうぞう」と読むんだよ。
竜象の意味
徳の高い僧を竜と象にたとえた語。また、僧を敬っていう語。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
竜象はここに注意
「りゅうしょう」ではありません、どちらも生物の読み方をしましょう。
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
漢字も読み方も、どちらもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「竜象」の意味は、徳の高いすぐれた僧などを、竜と象にたとえた言葉のことなんだね。
人のことなんだね、分からなかったよ・・・。
見聞きする機会は多くないだろうから、知らないのも無理はないね。大丈夫だよ!
「竜象」の「竜」は他に「りょう・りん・たつ」と読みます。意味は、
- 想像上のいきもの、竜。「飛竜」など
- すぐれた人。「竜象」など
- 天子に関することにつかう。「竜顔」
となっています。ここに、すぐれた人という意味がありましたね。
「象」は他に「しょう・かたち・象る」とも読みます。意味は、
- ゾウ。「巨象」など
- ものの形やすがたのこと。「印象」
- ものの形をかたどる。「象形」など
となっています。ゾウも、大きくて強い動物です。
竜と象、どんなイメージを持っていますか?
竜なら「かっこいい・強い・すぐれている」象なら「大きい・力強い・すぐれている」など、尊敬できる要素が多くありますよね。😀
すぐれた品性や人格を持った徳の高い人も、尊敬に値する。そして、それは徳の高い僧にも同じことが言える、ということですね。
そのため、徳の高い僧を竜と象のようなすぐれた動物に例えて「竜象」と呼ぶ、と覚えましょう。
「竜」は「立」に「甲」・・・とは少し違いますね。伸びている部分が、竜のしっぽのように見えます。🧐
「象」は小学生で習いますね、ゾウの象形文字になっています。
ただし部首は「豕」で、これはイノシシやブタや、それらに似た動物などに関する字に使われるものになっていますよ。
具体的には、下の絵のようなイメージです!
この2体は、どんな動物かな?
「竜象」の類語・・・?
少し違いますが、下の言葉にもすぐれた人という意味があります。
- 傑物・・・とてもすぐれた人。
- 偉人・・・とてもすぐれた結果をのこした人。
- 賢人・・・徳のある人。かしこい人。
「竜象」の熟語・ことわざ・慣用句
- 竜象之力・・・知識や徳が人並外れて高い、僧侶のこと。
僕も将来、竜に例えられるようなカッコいい猫になりたいな!
徳を積もう!
まとめ
「竜象」は、徳の高いすぐれた僧などを竜と象にたとえた言葉のことなんですね。
竜は「かっこいい・強い・すぐれている」
象は「大きい・力強い・すぐれている」
など、尊敬できる要素が多くあります。😀
すぐれた品性や人格を持った徳の高い人も、尊敬に値します。それは徳の高い僧にも同じことが言える、ということですよね。
「竜」は「立」に「甲」に見えますが、少し違いますよね。「甲」の伸びている部分は竜のしっぽのようにも見えませんか?🧐
「象」はゾウの象形文字になっています。
部首は「豕」で、イノシシやブタ、それらに似た動物などに関する字に使われるものとのこと。
一体どれくらいの徳を積めば、竜象と呼ばれるようになるんでしょうね・・・?🤔