「海神」の意味と読み方とは?ヒントは「海の」
海神って、なんと読むのかな??
「海神」はね、「わたつみ」と読むんだよ。
海神の意味
《「つ」は「の」の意の格助詞。「わだつみ」「わたづみ」とも》
1 海を支配する神。海神。わたがみ。わたのかみ。
「―の持てる白玉見まく欲り千度そ告 (の) りし潜 (かづ) きする海人 (あま) は」〈万・一三〇二〉
2 《1がいる場所の意から》海。大海。
「―の豊旗雲に入日さし今夜 (こよひ) の月夜さやけかりこそ」〈万・一五〉
出典 デジタル大辞泉(小学館)
海神はここに注意
上を見てわかる通り、実は他にも読み方があります!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み方がカンタンなものもあるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「海神」の意味は、海を支配する神さまのこと、または大海のことなんだね。
他にも読み方があるんだって?
そうなんだ。それも下で説明するね。
「海神」の「海」は他に「かい・うみ」とも読みますよね。意味は、
- うみ。「海洋」など
- うみと同じように、大きくて広い。たくさん集まっているところ。「雲海」など
- 海のような寛容な心があるさま。「海容」など
となっています。
「神」は他に「しん・じん・かみ・かん・こう・たましい」とも読みます。意味は、
- かみさま。「女神」など
- 不思議なこと。「神秘」など
- たましい。「精神」など
となっています。
これを見てわかる通り、海の神、ということで「海神」と覚えましょう!😀
先程述べた通り、他にも読み方があります。それは、
「わだつみ・かいしん・かいじん・わたがみ」です。海神より言いやすそうな読み方がありますね・・・!ただ、少しだけ違うことがあります。それは、
「わたつみ・わだつみ」は海の神のこと、そして海原のこと。
「かいしん・かいじん」は海の神のことのみ。
ということです。なので、海の神の意味で使いたい時は「神」をそのまま読める方を使うイメージで問題ありませんが、海原のことを言いたい場合は「わたつみ・わだつみ」を使いましょう!
「読み方が覚えにくい・・・。😅」となってはいませんか?ここでもう1つ覚えておきましょう。
綿津見神社、というのはご存じでしょうか?おもに海の守護神を祀っているのですが・・・。「海神」と読み方が同じですね。✨こちらの神社と一緒に覚えておきましょう!
「海」の漢字はとてもカンタンですが、これは「さんずい」と「毎」が並んでいますよね?この「毎」の部首は「母」となっています。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われているのはとても覚えやすいとは思いませんか?😀
そして「神」は神さまに捧げる台とかみなりの象形から、「神」を意味する漢字が成り立ったそうです。
他の神さまは、何と呼ぶんだろうね?
この言葉、どう使う?
- 今年は魚があまり獲れないな・・・、もしや海神さまが怒っているのではないか。
- 海神さまのお力が、以前よりも増しているようだ。
「海神」の類語
海の神さま、ということで下の言葉が似ていますね。
- 水神・・・水に関係する神さまの総称。
「海神」の対義語・・・?
「海神」は海の神さまですが、それに対して下の言葉は山の神さまになります。
- 山祇・・・山の神さま。
同じ読み方の熟語👀
- 綿津見・・・日本における海の神さま。
綿摘
み・・・育った綿花を摘み取ること。
僕は、ゲームで聞いたことがあったよ。
あまり聞かない言葉が使われていたりもするから、いい勉強になったね。
まとめ
「海神」は海を支配する神さまのこと、または大海のことなんですね。
他にも「わだつみ・かいしん・かいじん・わたがみ」という読み方があります。海神より言いやすそうな読み方がありますが、少しだけ違うことがあります。それは、
「わたつみ・わだつみ」は海の神、そして海原のこと。
「かいしん・かいじん」は海の神のことだけ。
ということです。海の神の意味で使いたい時は「神」をそのまま読める方を使うイメージで問題ありませんが、海原のことを言いたい場合は「わたつみ・わだつみ」を使いましょう!
綿津見神社というところは、おもに海の守護神を祀っています。「海神」と読み方が同じですね。✨
こちらの神社と一緒に読み方を覚えておきましょう!
「海」は「さんずい」と「毎」が並んでいます。この「毎」の部首は「母」となっています。
「母なる海」とも言われるので、水に関することに使われる「さんずい」と「母」が使われていると考えると覚えやすそうですね。😀
「神」は、神さまに捧げる台とかみなりの象形から成り立ったそうです。
「海神」は読み方が複数あるので、できれば全部覚えておきたいですね。😄
神さまなので、間違えないようにしましょう・・・!